滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【0906/241:新幹線新駅中止】「GSユアサ新工場」誘致に意欲/栗東市長、新駅跡地利用問題

2009-06-29 23:59:13 | Weblog

 建設中止となった栗東市の新幹線新駅予定地跡地(50.2ヘクタール)の利用問題で、栗東市の国松正一市長は6月29日、誘致している電池メーカーのジーエス・ユアサコーポレーション(GSユアサ、京都市南区)の新工場について「候補地の一つに加えてもらえるよう手を挙げたい、という段階」と述べた。

 市長はGSユアサの新工場について「市の基本構想のコンセプトにも合い、このチャンスを何としても逃したくない」と、誘致に強い意欲を示した。今後について「どう進展するかは言える段階にない。一層の努力をしていく」と強調した。

 また、跡地全体の土地利用計画について、環境・新技術関連施設の誘致予定地を約15ヘクタール、研究施設や従業員住宅などのエリアを5~15ヘクタールと想定。国道1号と施設予定地をつなぐなどの都市計画道路を通すプランを作成していることを明らかにした。プランはすでに地元や地権者らへの説明を終えており、国松市長は「民間による開発になるが、跡地の持つ活力が出るように市としてもかかわっていきたい」と述べた。

【関連ニュース番号:0906/91、6月11日;0903/240、3月31日など】

(6月29日付け京都新聞・電子版:30日付け毎日・電子版、朝日なども報道)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009062900152&genre=A2&area=S00
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090630ddlk25010592000c.html

【0906/240:医療事故】術後死亡事故で医師2人書類送検/滋賀県警、業過致死容疑

2009-06-29 23:53:41 | Weblog

 旧近江八幡市民病院(現・同市立総合医療センター)で2005年10月、食道静脈瘤(りゅう)除去手術を受けた同市の無職男性(69)=当時=が手術後に死亡した事故で、近江八幡署などは6月29日、業務上過失致死の疑いで、当時同病院内科医だった京都府与謝郡の男性医師(39)と同市の男性医師(46)の2人を書類送検した。

 送検容疑は、05年10月13日午後6時半ごろから行った内視鏡手術で、誤って食道に直径7~8ミリの穴を開け、胸部に空気が漏れる症状を引き起こしたことを確認したのに、外科医に相談するなど適切な措置をせず、男性を翌14日午前1時ごろ肺の圧迫による窒息で死亡させた疑い。

 同署の調べによると2人は「症状確認後、抗生物質投与などの治療法を選択したことは問題ない。患者が死亡することは予見できなかった」と容疑を否認している、という。

 近江八幡市の槙系病院事業管理者は「病院内の事故調査委員会で過失や過誤はなかったと判断していたので、送検は残念だ。検察の対応を注視したい」とコメントを発表した。

(6月29日付け京都新聞・電子版:30日付け毎日・中日・朝日の電子版なども報道)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009062900137&genre=C4&area=S00
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090630ddlk25040597000c.html
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20090630/CK2009063002000010.html
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000000906300001

【0906/239:受刑者死亡】腹痛放置し受刑者死亡させた疑い、刑務官8人を書類送検/滋賀刑務所

2009-06-29 22:31:35 | Weblog

 激しい腹痛を訴えていた男性受刑者(56)を、医師の診察を受けさせないまま死亡させたとして、滋賀県警は6月29日、滋賀刑務所(大津市)の看守長(37)、副看守長(57)ら刑務官8人を業務上過失致死の疑いで大津地検に書類送検した、と発表した。

 県警捜査1課などによると、男性は07年9月11日に移送され、滋賀刑務所に収容。十二指腸潰瘍(かいよう)を患い、同15~16日に何度も腹痛を訴えたにもかかわらず、刑務官らは医師の診察を受けさせず、単なる腹痛と判断。常備の胃薬を飲ませただけで、十分に容体を確認せず男性を漫然と放置した。16日午後10時ごろ、独居房の男性が看守の問いかけに反応しないことから異状に気づき救急搬送したが、同10時半ごろ、搬送先の病院で胃潰瘍による急性腹膜炎で死亡させた疑いが持たれている。

 当時、滋賀弁護士会が「看守が受刑者の腹痛の訴えに接してから医療機関につなぐまでに約20時間も経過しており、処置に問題がなかったかについて疑義がある」とする会長名の声明を発表していた。

 滋賀刑務所の田貝元樹総務部長は「当時の勤務態勢に問題はなかったと認識しているが、捜査の結果を踏まえて、再発防止に全力を尽くしたい」とコメント。大阪矯正管区の金本為彦総務課長は「捜査中であり、コメントは差し控える」と話した。

【関連ニュース番号:0709/88、9月20日】

(6月29日付け朝日新聞・電子版 :同日付け京都・電子版も報道)

http://www.asahi.com/national/update/0629/OSK200906290040.html
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009062900102&genre=C1&area=S00

【0906/238:新型インフルエンザ】滋賀県で6例目/新型インフル感染

2009-06-29 22:17:55 | Weblog

 滋賀県は6月29日、甲賀市の団体職員の男性(48)が新型インフルエンザに感染した、と発表した。県内での感染者は6例目。

 県によると、男性は16日から26日まで米国を旅行し、帰国翌日の27日から、せきやのどの痛みなどを発症、37度の熱も出た。現在、自宅療養中で快方に向かっている。濃厚接触者はいないという。

【関連ニュース番号:0906/237、6月28日など】

(6月29日付け京都新聞・電子版:30日付け毎日・電子版、朝日も報道)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009062900165&genre=C4&area=S00
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090630ddlk25040589000c.html