滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【0906/50:公立病院建設】甲賀病院:移転新築、緩和ケア病床を設置 集中治療室も/基本計画

2009-06-05 23:55:02 | Weblog

 公立甲賀病院の移転新築を目指している同病院組合(管理者=谷畑英吾・湖南市長)は6月4日、同市水口町松尾に2013年に開院予定の新病院の基本計画を発表した。敷地面積は既存病院の2・65倍に当たる約5万3000平方メートルと広くなるほか、診療内容も拡充する方針。建設費は90億円以内に収めるという。

 新病院は計413床を確保。現在はない集中治療室▽緩和ケア病床▽回復期リハビリ病床▽人間ドッグ--などを新たに設ける。また、診療内容も充実させ、総合診療科▽心療内科▽乳腺外科を開院までに設置する意向で、現在、常勤医を募集している。

 同病院は昨年2月に「地域がん診療連携拠点病院」に指定されており、移転新築に伴い、がん治療に関する機能をさらに整備する。新たに緩和ケア病床を12床設置するという。また、災害時に備え、ヘリポートも開設する予定だ。

 今後は、順調に行けば10年度に着工し、12年度に完成予定。13年3月の開院を目指している。【金志尚】

(6月5日付け毎日新聞・電子版:同日付け京都・電子版、6日付け読売・電子版も報道)

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090605ddlk25040547000c.html
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009060500038&genre=A2&area=S00
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20090605-OYT8T01040.htm


【0906/49:犯罪被害者支援】「途切れのない支援を」 /滋賀県犯罪被害者連絡協が総会

2009-06-05 23:35:22 | Weblog

【写真:46の機関・団体が集まった滋賀県犯罪被害者支援連絡協議会の総会(大津市・県警本部)】

 滋賀県内の46機関・団体でつくる県犯罪被害者支援連絡協議会の総会が6月5日、大津市の県警本部であり、研修会の開催やNPO法人(特定非営利活動法人)おうみ犯罪被害者支援センターの活動支援など本年度の計画を確認した。

 関係者約50人が参加した。千原美重子会長は「犯罪被害者への活動は大きく前進したが、悲しみ、苦しみ、孤独感を抱きながら生活している人はいる。これまで以上に協力し、途切れのない支援を目指したい」と話した。

 この後、犯罪被害者遺族でNPO法人ひょうご被害者支援センター理事の高松由美子さん(54)が講演し「一つ一つの積み重ねで遺族が救われる。みんなが知恵を出して連携を取ってほしい」と話した。

【関連ニュース番号:0904/20、4月2日;0811/95、08年11月28日など】

(6月5日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009060500174&genre=C4&area=S00

【0906/48:汚職事件】米原市の水道工事汚職:市長「監督不十分」と謝罪 再発防止委の設置を検討 

2009-06-05 23:15:58 | Weblog

 米原市の職員汚職事件で、6月4日開いた市議会本会議で、泉峰一市長は再発防止策について答弁し、「市職員収賄事件再発防止対策委員会」の設置を検討していることを明らかにした。

 一般質問で北村喜代信議員(無所属)が、市職員に対する市の綱紀粛正策や市長の監督責任などについて質問し、市長が答えた。

 市長は答弁で「行政の信頼を失墜させ、おわびする。監督不十分を反省している」と陳謝した後、「庁内に副市長をトップとした職員収賄事件再発防止対策委員会を設置し、問題点や課題を明らかにして再発防止に万全を期す」と述べた。【野々口義信】

【関連ニュース番号:0906/12、6月3日】

(6月5日付け毎日新聞・電子版)

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090605ddlk25040544000c.html

【0906/47:新型インフルエンザ】県、感染拡大防止地域を解除:発熱外来、順次縮小へ

2009-06-05 23:10:07 | Weblog

 県は6月4日、厚生労働省が指定している新型インフルエンザの「感染拡大防止地域」から大津市が解除されたと発表した。県健康福祉部の苗村光廣技監は「これで県内に感染の恐れのある地域はなくなった。医療関係者や県民には防疫態勢への協力に感謝したい」と述べた。今月末までに発熱外来を縮小するなど医療体制の見直しを進める方針。【安部拓輝、豊田将志】

 ◇県、体制緩和 第2波対策へ
 保健所など県内八つの発熱相談センターへの4日の電話は午後5時15分現在265件、発熱外来の受診者は同4件と、状況は終息している。27日に県内3例目の感染が確認された大津市内の男性は1日に退院し、周囲の感染もないという。

 大津市はこれを受け、市内3カ所の病院に設置している発熱外来のうち社会保険滋賀病院(同市富士見台)を5日午後5時で休止にする。残り6圏域の保健所も縮小を協議し、現在17カ所の発熱外来は今月末をめどに各圏域で一つ程度になる見通し。ウイルスの毒性や感染力から、医師も今後は防護服を着用せずマスクだけで診療するという。

 今後は各保健所や医療機関などと対応を検証し、秋以降に向けた対策を見直す。大津市の目片信市長は4日の定例会見で「保健所だけで対応するのは難しいと感じた。情報を収集し提供する方法を検証したい」と述べ、市総合防災課との連携を強める方針を示した。

(6月5日付け毎日新聞・電子版:同日付け朝日なども報道)

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090605ddlk25040541000c.html

【0906/46:補正予算】高島市:補正予算案11億円、乳幼児医療費無料化へ

2009-06-05 23:04:44 | Weblog

 高島市の6月定例市議会は6月5日、開会する。会期は26日までの22日間。提出されるのは、出生から小学校就学前までの乳幼児の医療費完全無料化などを内容とする総額11億3653万円の09年度一般会計補正予算案、関連条例改正案など9議案。2月に就任した西川喜代治市長の政策が反映された内容だ。

 乳幼児医療費は、通院1件500円などの自己負担金をなくし、所得制限も外す。今年10月1日実施予定で、県内13市で最後の完全無料化が実現する。対象児は4月現在2405人、補正額は542万円。

 このほか、少子化で小規模化する市内3私立幼稚園の運営補助に1301万円▽農作物獣害防止へ地域要望を満額計上した防護柵設置費助成・ニホンジカ半減への捕獲事業1億910万円▽緊急雇用対策61人分、7909万円--などを計上した。【塚原和俊】

(6月5日付け毎日新聞・電子版)

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090605ddlk25010552000c.html