滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【0906/07:イラク戦争】イラク戦争による民間人死者数(2009年5月31日現在)

2009-06-01 22:54:30 | Weblog
 
        ■イラク戦争による民間人死者数■

          (2009年5月31日現在)

     最小:9万2133人 (09年5月15日より207人増)
     最大:10万0591人(09年5月15日より240人増)

イラク・ボディ・カウント(IRAQ BODY COUNT)より

http://www.iraqbodycount.org/

イラク戦争が始まってから3月19日で満6年が過ぎ7年目に入りました。2月27日、米国のオバマ大統領はイラクからの撤退方針を表明しましたが、戦闘は依然として続いていおり、先行きは不透明です。《イラク・ボディ・カウント》英米の市民による調査組織であり、欧米や中東の複数のメディアで確認された者、あるいは信頼のおける単一の情報源により確認された者を死者としてカウントしており、その調査精度は高いものと考えられます。しかし、これらの数値はあくまでもメディアで確認されたものであり、実際の死者数はこの数倍から十倍以上と推測する調査結果もあります。

たとえば、英国の医学雑誌Lancetは一昨年10月に、イラク戦争による死者数は65万人に達するとする研究結果を掲載しています。

詳しくは上記のサイトをクリックしてご覧ください。

【関連ニュース番号:0905/119、5月17日など】

【0906/06:天然記念物保護】浮世絵に描かれた うつくし松保護に悩み

2009-06-01 22:41:26 | Weblog

【写真:歌川広重の浮世絵「東海道五十三次 水口」にうつくし松が描かれている=草津市立草津宿街道交流館提供】
【写真:国の天然記念物に指定されている「うつくし松」の自生地=湖南市平松】

 不思議な形から国の天然記念物に指定された「うつくし松」の保護に湖南市が頭を悩ませる。湖南市は国内唯一の自生地で歌川広重の浮世絵「東海道五十三次」に描かれた名所だが、70年代後半に260本以上あった松がいま198本まで減った。地球温暖化や予算削減の波が追い打ちをかけ、30年にわたる保護事業は曲がり角を迎える。(日比野容子)

■湖南市 温暖化・財政難響く

 市教委によると、うつくし松はアカマツの変種で太い幹が育たず、竹ぼうきを逆さにしたように四方八方に枝分かれした姿が特徴的だ。平松地区にある美松山(びしょうざん)(標高約230メートル)の南東斜面約1.9ヘクタールに自生している。最近の研究で珍しい樹形は劣性遺伝が原因と分かってきた。地元住民がご神木としてあがめ、周りにある普通の松を刈り取って守ったために自然淘汰(とうた)されなかったとみられる。

 市は79年度から保護事業に乗りだし、樹勢の弱った松に栄養剤を注射したり下草刈りをしたりしてきた。しかし最近では、地球温暖化の影響からか年々発生時期が早くなる松食い虫の対応に追われるなど、かつてなかった事態に見舞われている。

 05年度には約50センチの高さまで育てたうつくし松の苗を20本ほど自生地に植えて増殖を試みたが、シカに荒らされ根づかなかった。今年度は2メートル近くまで育てた松を植える予定だったが、市の財政難で約100万円しか予算がつかず先送りになった。

 全国的な松食い虫の被害が出ると、国から一定期間、補助金が出るが被害が終息すると打ち切られる。その後は市の持ち出しで取り組まざるを得ないのが現状だ。市は少しでも予算を集めようと、昨年始まったふるさと納税制度でうつくし松への寄付を呼びかけたが、初年度の寄付はゼロだった。

 市教委生涯学習課の氏丸隆弘主幹(48)は「うつくし松の保護は20年、30年と長期的に取り組まなければならない事業。継続的に補助金をもらえる仕組みを作ってほしい」と訴える。県には「県民、企業から徴収する森林税(琵琶湖森林づくり県民税)を活用できないか」と提案する。

(6月1日付け朝日新聞・電子版)

http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000000906010003


【0906/05:公共交通機関】草津線複線化へ「住民の団結を」/甲賀で推進協総会

2009-06-01 22:30:21 | Weblog

 JR草津線複線化促進とまちづくり推進協議会の設立総会が5月31日、甲賀市の忍の里プララであった。

 沿線で活動する「油日駅を守る会」など、市内の利用促進3団体が中心となり、区長会や観光協会、商工会、鉄道会社など45団体で構成する。

 総会には、来賓の嘉田由紀子知事や中嶋武嗣市長をはじめ、関係者50人が出席。観光誘客のための同線での蒸気機関車(SL)運行や、複線化早期実現に向けた署名運動の実施など本年度事業計画案を承認した。今後、沿線の湖南市や三重県伊賀市などにも働き掛ける。

 会長に選ばれた山下孝司・油日駅を守る会会長(66)は「すべての住民が複線化の思いを持って行動できたら、必ず実現する」と運動の高まりに期待した。

 草津線は、草津-柘植(三重)間の36・7キロ。来年、全線開通120周年、同電化30周年を迎える。 (宮川弘)

【関連ニュース番号:0903/58、3月8日;0712/10、07年12月3日など】

(6月1日付け中日新聞・電子版)

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20090601/CK2009060102000016.html


【0906/04:物流拠点】米原の滋賀統合物流センター構想、最終ステージに

2009-06-01 22:23:24 | Weblog

【写真:造成を終え、株式会社「SILC」に売却された米原南工業団地の用地(手前の更地)=米原市】

 米原駅周辺で計画される次世代型の物流拠点施設「滋賀統合物流センター(SILC)」構想は6月1日、民間会社による土地購入を機に民間主導で建物を新築、入居テナントの選定を進める最終ステージに入った。

 隣接地では同日、意見交換会が開かれ、CO2(二酸化炭素)排出削減の観点から鉄道輸送の強化を狙うJR貨物が連携を表明、企業誘致を進める滋賀県も協力を明言し、2010年春の稼働に向けて動きが加速した。

 SILCは総投資額約200億円、経済波及効果も300億円を超えるとされ、県は県版特区の一大事業として後方支援を続ける方針。嘉田由紀子知事は「滋賀の発展は南高北低といわれるが、バランスのとれた形にするきっかけになる」と期待、バックアップを表明した。

(6月1日付け京都新聞・電子版:2日付け毎日・電子版、朝日なども報道)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009060100219&genre=B1&area=S00
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090602ddlk25010505000c.html

【0906/03:新型インフルエンザ】相談センター 受付時間を縮小:滋賀県6保健所

2009-06-01 22:18:24 | Weblog

 新型インフルエンザ相談の窓口となる滋賀県の発熱相談センターは6月1日から、大津を除く6保健所で24時間受け付けを縮小、開設時間を午前8時半-午後9時に変更した。大津市保健所と県庁の発熱相談センターは引き続き24時間受け付けを行う。

 保健所の過重な負担を軽減するため。減少傾向だった1日あたりの相談件数は31日には500件を下回っている。

(6月1日付け京都新聞・電子版:2日付け毎日・電子版、朝日なども報道)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009060100212&genre=A2&area=S00
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090602ddlk25040500000c.html