昨年11月に草津市新浜町に「イオンモール草津」を開店したイオンモール(千葉市)はこのほど、琵琶湖の近江大橋をはさんで隣接する大津市と、生活環境保持などに関する協定を結んだ。草津市とは開店前に同様の協定を結んでいるが、同社によると隣接自治体との協定は珍しいという。
協定では、店周辺の交通渋滞対策や、地域経済活性化に取り組むことなどが柱。
同社によると、開店当初の10日間の来店客のうち約5000人から聞き取り調査したところ、大津市民が35%を占め、2位の草津市民(17%)の2倍に上った。同店の下岸春雄ゼネラルマネージャーは「改めて大津の人口の多さを認識した。共生を図っていきたい」と話していた。【稲生陽】
(2月4日付け毎日新聞・電子版)
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090204ddlk25010476000c.html