米国出身のヴォーリスが設計したことで知られる豊郷町立豊郷小学校の旧校舎の見学会が１月８日午前に開かれ、計４２人（町集計）が参加しました。町作りプロジェクト委員会がまとめた「旧校舎群利用案」に関する全世帯アンケート調査を前に、町が２００３年６月の見学会以来、約３年半ぶりに公開しました（ニュース番号０７０１/０５、１月６日を参照）。
見学者は旧校舎の廊下や階段、各教室、図書館、講堂へと移動、ウサギとカメの銅像や広い廊下、高い天井の仕上げなど、構造上の特徴を熱心に見学しました。また住民団体「豊郷小学校の歴史と未来を考える会」の会員らと一緒に、解体強行の際に壊された窓の補修箇所なども見て回りました。
アンケート調査は、１月１２日発行の「広報とよさと」に利用案を掲載し、全世帯（昨年１１月末現在２５７９世帯）を対象に実施されます。回答締め切りは２月１５日であり、２月中に集計・分析が行われ、３月上旬の第１０回委員会に報告されます。アンケート結果も踏まえた利用計画案がまとめられ、今年度内に大野和三郎町長に答申される予定です。
（１月９日付け、毎日、朝日、京都などが報道）