「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

一週間分

2006-05-22 09:18:55 | 生活
先週は、梅雨を思わせる雨ばかりの日々だった。ここ最近と違うのは,週末天気が回復したことだ。日曜日は、もう夏を思わせる程暑かった。
雨の平日は,引きこもり状態。私は、家の中で過ごすのも好き。それは,やりたいことがいっぱいあるから。
先週の平日は、雨でひきこもり時間が出来たので、読んだ朗読CD「凍」の校正をしてみた。これは個人的に頼まれたものなので,大変な作業を思うと、そこまでしなくても良いのではと葛藤していたが、すでに校正しないで渡してしまっていた。すると、完璧とは思ってもいなかったが、読み違いが出てきた。ひどいのは、最初に出ていたときにルビが振ってあるのに、その後はそれを無視してしまうというものだ。自分の読み方の癖が出てしまう。読むときに迷うことも沢山ある。あとで聞くと自分の無知を暴露していることに気がつく。この歳まで長いこと生きているのに知らんこともいっぱいある。とても,簡単な漢字なのに違った読み方を長年していたことにも気がついたりする。恥ずかしい~。
人間は、「アホや」と人に思われたくないという動物だと思う。反対に、賢い,偉い、強い、綺麗、金持ちなどと見せたがる人が多い。私もたぶんそうだろう。だから、居直らないと人にいろんなことを公開出来ない。それは、恥をさらすということになる。
朗読を習っているときに,先生がよく「ヌードになりなさい」と言われた。自分を良く見せようと思うと,上達しない。素のままで思いっきり表現出来るようになることが何事もスタート地点。ありのままの,自分をさらけ出す。これは出来るか出来ないかがその人の成長に繋がる,というようなことを良く言われていた。
ほんとうに、そうだと思うなぁ~。朗読も人のためにしているボランティアだと思うと、お礼を言ってほしいとか,人のためになっているとか、いいことをしてるという自己満足に落ちいいってしまうが、自分を賢くさせてもらっていると思うと成長出来る。そういう私も、褒めてもらったり、喜んでもらうのは嬉しいのだが…。
今回も、最初視覚障害者のSさんに日頃熱心に、テープのCD化をしてほしいと頼まれていた。そして,個人的に読みたい本の朗読もCDでとも。私は忙しいからとか、難しいからとか断り続けていた。ほんとに忙しいということもあったが,面倒なことだとも思っていたし,自分では技術的に大変な作業だろうとも。ほんとは,朗読専用のウイン用のソフトがあるのだが,高額のために私には買えない。私の所属しているグループも、未だにテープ録音だ。
それから、自分のところのマックをいじりまわしての模索が始まった。パソコンに平日は座るという日課が始まり、苦戦の数ヶ月。マックにおまけについていた、iLifeというソフトに入っているGarageBandとiTunesを駆使して出来上がった訳だが、とにかくまだ完璧ではない。視覚障害者専用のCD読書機「プレストークポータブルレコーダー」一応全部聞けたが,不都合が生じているというメールをもらった。原因究明のために、ファイルの仕方を変えてみた。今日は,それでちゃんと聞けるか、Sさんのところにいって試聴してみようと思っている。Mp3の聞けるデッキとPCでは問題はなかったのだが。
そしてやっと週末天気も晴れ、クライミングに出かけた。日曜日の烏帽子も駒形も久しぶりの晴天で,凄い人でルートはザイルの簾でなかなか空かない。しかしながら、いい気晴らしになった。引きこもりで体重増加のせいが、体を動かさなかったせいか、土曜日のホシダでも日曜日の烏帽子でも体が重い。ホシダでは先日のコンペのビギナー予選ルートを、テンションだらけだし。烏帽子では,前にRPした、おじいちゃん…とサイレントはテンションだらけ。そして関西最難の5.10dと言われているタフはお呼びじゃなかった。下手だなぁ~。
何を、やっても難しいし奥が深い。これからも、恥とも思わず自分をさらけ出してヌード(脱ぎませんが)でやって行こう。そして一歩でも成長したい、と思ったこの頃だった。


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