「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

北海道の花の旅1 利尻山まで

2016-06-24 11:03:00 | 登山
北海道の旅(日程)

6月23日 関西空港出発→千歳空港→利尻空港→利尻泊
6月24日 利尻山→利尻泊(雨)
6月25日 利尻→礼文島泊(曇り、雨)
6月26日 礼文岳→礼文島泊(曇り、雨、頂上風)
6月27日 (岬めぐりコース)スコトン岬→久種湖→高山植物園→礼文島泊
6月28日 (桃岩コース展望台コース)知床→桃岩→フェリー乗り場→稚内泊
6月29日 稚内(レンタカー)→サロベツ原野→雨竜町泊
6月30日 雨竜沼湿原→南暑寒別岳→雨竜町泊
7月 1日 雨竜町→千歳空港(レンタカー返却)→関西空港着

以上の日程で楽しんできました。
北海道にはかなり前に観光地をざっと一周するツアーで行っただけで、山には登ったことはありませんでした。
前から北海道の山に登りたいと思っていましたが、なかなか計画が立てられずにいました。

母の一周忌も終わり、何となくまた山への気持ちが高まっていたところ、何気なく買っていた「花の百名山 登山ガイド 上下」のページを開くと「01礼文島」「02利尻山」「03暑寒別岳」となっていました。礼文島には前から一度行ってみたいと思っていたので、この1~3のコースを登る計画を3月頃に計画を立ててみました。一人で行くのも心細いので山の友人を誘ったところkさんが乗ってくださり、この計画で飛行機や宿泊の予約をすぐに始めました。3ヶ月前ですが、人気の礼文利尻なので早すぎるということは無かったというのが実感です。

本命の礼文島では3泊の予定でゆっくりする予定を立て、だいたい計画通りの日程でこなせました。
全般は天気が悪かったのと私の体調が悪かったので辛い思いをしましたが、後半は天気も良く礼文島、サロベッツ原野、雨竜沼湿原(南暑寒別岳)は大いに楽しめました。
稚内ではレンタカーを借りて、北海道の海岸沿いをドライブして雄大な北海道の風景も楽しめ概ねいい旅となりました。
来年は、北海道の山旅第二弾を計画したいと帰ったばかりなのに思っています。

まずは、利尻山へ。
利尻山はあいにく雨の中の登山でした。
この山は標高は1721mとそれほど高い山ではないのですが、この天候での直登で登り続けるのは私にとっては思っていた以上に辛いものでした。
本来お花がこの時期咲き乱れているということだったのですが、頂上に近づくにつれ視界が全く無くなり、楽しみにしていたお花畑もガスの中でした。
それでも、そのあとの礼文島やサロベッツ原野、海沿いのドライブにずっとお供してくれていた利尻山は美しく利尻富士という名にふさわしい堂々とした勇姿を見せて楽しませてくれていました。とりわけ、飛行機が近づくにつれ大きくなっていく利尻山はアルプスの山に見劣りしない美しさでした。
帰ってから改めて写真を見ていると、富士山と同じでやっぱり登る山というよりは眺める山だったかと思い納得しましたが、今回見られなかった頂上周辺のお花畑にはいまだに心残りがしています。

飛行機からの北海道の大地


飛行機からの北海道


飛行機の窓からの利尻山


飛行機の窓からの礼文島(左)


利尻空港で利尻山をバックに


宿のそばのペシ岬


ペシ岬のてっぺんから見た鴛泊フェリー乗り場の港と利尻山


ペシ岬から見た礼文島


6月24日利尻山登山口5:40


3カ所にこのようなトイレブースがあり携帯トイレを使用、初めての経験。


6月24日利尻山頂上11:20 びしょ濡れで登頂したが視界ゼロ、下山3:30



悪天候で視界もなく、花の写真は出発してしばらくしか撮れませんでした。
ほとんどが、5合目ぐらいまでの花の写真です。名前が分かったのだけ付記しましたが、違っているのもあるかもしれません。(ご指摘いただければありがたいです)

オオアマドコロ(大甘野老)ユリ科


クルマバソウ(車葉草)アカネ科


???


エゾヤマゼンゴ(蝦夷山前胡)セリ科


マイヅルソウ(舞鶴草)ユリ科、5合目手前に大群落があった


ツバメオモト(燕万年青)ユリ科、まだ咲いていません。南暑寒別の登山道には咲いていました。


???


???


オオバナエンレイソウ(大花延齢草)ユリ科


イワベンケイ(岩弁慶)ベンケイソウ科


エゾハクサンイチゲ(蝦夷白山一華)キンポウゲ科


休憩時間も含めて約10時間の雨の中の行動は、久しぶりの山登りもあってか辛いものがありました。この日の夜から食欲なく、25日の礼文島への移動日もぐったりしていました。
この日の海は荒れていて、朝一番に乗ったのですが揺れてよけいに気分が悪くなりました。
この日のフェリーは、私たちが乗った後は運休となりました。宿泊した「はな心」でも10数組のキャンセルがあったそうです。「大変ですね!」というと「しかたがありませんよ!」と軽くご主人がおっしゃっていました。
この「はな心」(はなしん)は3連泊しましたが、リーズナブルなのに食事は見た目も素晴らしく、お味もとても良かったのですが最初の日25日は半分ぐらいしか食べられませんでした。

私は多少風邪をひいても食欲が無いということはほとんどありませんでした。
日頃の疲れが、地尻山登山が引き金でどっと出てきたという感じでした。
この日1日は食欲もなく、ぐったり寝てばかりでした。
ぐっすり寝たおかげか、次の日から元気になりました。

「北海道はなの旅2 礼文島 」に続きます。


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