「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

凍(とう)

2006-05-12 23:21:37 | 朗読音訳
今日、 沢木 耕太郎 著「凍」を朗読し終えた。
紆余曲折の結果だが、Macのお陰で完璧に一枚のCDに収録出来た。
時間にして8時間半になった。録音するときには,この時間の何倍もかかっていることになる。
そして,必然的に何度も読んだことになるし、聞いてもいる。
朗読していて苦痛なのは、あまり好きでない本を読むときだ。
この本が,比較的早く出来上がったのは、やっぱり内容が良いからだろう。
いや私には興味の持てる内容だったからだ。けっこう楽しんで読んでいた。
改めて、山野井泰史と妙子夫妻の凄まじさが迫力で迫ってきた。
何度読んでも,聞いても不思議と飽きない本だった。
かえって,リアル感が増してくる。
しかし私の場合の山やクライミングは,辛い苦しいとは無縁でいたいものだ。
あくまでも、楽しいものでありたいと思った。