「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

烏帽子・駒形岩を思う

2005-10-31 22:39:10 | クライミング
これで4週連続で土曜日が雨だということだ。雨でもめげてはいない。どこかに登りにはいってる。大概雨の日はホシダと決めているが、さすがに雨が強いと登れない。やはり先週も朝から雨。昼頃から晴れるということだが、疲れていたのか気分が乗らず、家で夕方までのんびりと過ごす。
夕方久しぶりに、夫と散歩した。そういえば最近は、あまり散歩というのをしなくなった。私は、ただ歩くだけという散歩は苦手だ。特に日頃の生活圏での歩きは退屈になってくる。買い物も必要に迫られれば行くが、車でしか行かなくなった。割と日常的には家のなかで何かをしてる。そういえば、先週一週間はNewMacとのお付き合いで、引きこもり状態だった。何かに夢中になってるときは、外に出るのすら億劫になってしまう。
しかしこんなことばかりをしているとまた外に出たくなるが、町の中には出たいとは思わない。やっぱり、自然の中を歩きたいと思う。紅葉が奇麗だろうなぁ~、と思うと山にまた行きたくなってくる。
日曜日は天気も回復したので、駒形に登りにいった。烏帽子・駒形は通いなれた岩場だ。最初に行ったのは記録によると1999年だからもう6年が過ぎる。なのに相変わらず私には登れないルートがたくさん残ってる。普通は烏帽子でクライミング入門して、駒形まで行くと卒業して次の岩場へと移動していく。
ところが、私の場合はなかなか卒業出来ないでいる。というよりは、落第生だ。一本登るのに、かなりの時間をかけないと登れない。取り付いているうちに、一緒にやっていた人はとっくに登れて、ルートや岩場を移動してしまう。結局私は宿題を残したままついていくという、状況に陥ってしまう。未練を残して去るのはとても心残りだが、何が何でもという情熱にも欠け、いつも優柔不断に次に行く岩場の登れるところをトライする。その結果、久しぶりに前の岩場を訪れた頃には、ムーブはすっかり忘れてしまい、元の木阿弥となってしまう。
実力がついていないからこんなにも苦労するのだと思うが、クライミングをしていてこんなことを繰り返していると、フリークライミング自体も嫌になってしまう。日頃、継続は力なんて言ってるが、効率よく継続していかないと力もあまりついていかないと思う。まして、年齢や運動神経・バランス・柔軟性などクライミングに必要な身体的な能力では不利なのだから、もう少しやり方があるような気がする。
いったい、何が足らないのだろう。いろいろ考えると、何もかもが足りない気がする。体重を減らす努力。ムーブを組み立て考える。登りだしたら、冷静にかつ集中する…。
そういえば、ピアノをやってるときにも、なぜ上手く弾けないのだろう、としょっちゅう悩んでいたっけ。それも自分にとって高度な曲ほど、悩みは多く解決しない。そしてただひたすら練習するしかなかったのを思い出す。
一緒だなぁ~。また来週駒形に行って、サイレントに取り付いてみよう。落ちても落ちても、登るしか解決はないようだ。
今週末の天気も気になる。また悪いようだ。