「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

夏生まれ

2005-08-05 09:02:45 | 生活
私の誕生日は8月3日だった。特に変わったことのない誕生日を迎えられるのは幸せなことなのかもしれない、とつくずく思う年齢になってきた。真夏に生まれた人は夏に強いと聞いたことがあるが、私もご多分に漏れず冬よりは強いようだ。
今年も昨年に引き続いて連日35度を超す勢いの猛襲続きである。まだクーラーは付けていない。私はクーラーを付けた方が調子が狂ってしまう。
しかしながら、この猛暑ではさすがに平日クライミングに行きそびれれてしまう。ホシダにはトレーニングに行っておいた方がいいのは重々自覚しているが、なかなか足が向かない。歯医者通いがまだ続いていたり、母の用事をたのまれたりで、「今日は無理だ」と言う理由は簡単に見つかるのだが、やっぱり意欲がないのだろう。
何かにつけて、「忙しいから…」などとやらない理由を言うときは、必ず意欲減退期だ。夢中になっているときは、何事も寸暇を惜しんでやっている。いま、ヤバイときかも知れない。特に自分のグレードが落ち目(行き詰まり)のときには、この傾向に拍車を掛けてしまう。これも、一つ歳を取ったことと関係はあるのだろうか?
クライミングは特にモチベーションの持続が難しいものだと思うが、ここで踏ん張っておかないと、ますます行かない理由が出来てしまう。
明日は、また用事で行けないのだから、今日こそは行こう。

これを書いていてふと、朗読のレッスンでかなり前に読んだ高村光太郎「牛」という詩を思い出した。

「牛はのろのろと歩く
牛は野でも山でも道でも川でもまっすぐに行く
牛はただでは飛ばない、ただでは躍らない
がちり、がちりと
牛は砂を掘り土を掘り石をはねとばし
やっぱり牛はのろのろ歩く
……………………」

ちなみに、私は丑年でもある。