一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

再びの、夢の新棋戦提案

2023-07-03 23:22:21 | 将棋雑記
第1回達人戦立川立飛杯の予選が先月より始まった。以前も記したが、本棋戦は出場条件が50歳以上の現役棋士で、高齢の条件づけは初。第1回は54名が該当した。これからベテランならではの熱局、が展開されるだろう。
さて、私は以前、引退棋士のみが出場できる棋戦を作ったらどうか、と提案した。私がどこかの企業のお偉方で、文化事業におカネを使える立場にあったら、実行に移していたところである。
一言で引退棋士というが、その顔触れは多彩だ。論より証拠で、引退棋士一覧を記しておこう。

中原誠十六世名人、加藤一二三九段、内藤國雄九段、桐山清澄九段、勝浦修九段、森雞二九段、石田和雄九段、北村昌男九段、田中寅彦九段、淡路仁茂九段、西村一義九段、田中魁秀九段、小林健二九段、宮坂幸雄九段、佐伯昌優九段、田丸昇九段、佐藤義則九段、前田祐司九段、桜井昇九段、
安恵照剛八段、鈴木輝彦八段、滝誠一郎八段、坪内利幸八段、土佐浩司八段、宮田利男八段、東和男八段、伊藤果八段、児玉孝一八段、若松政和八段、飯野健二八段、小阪昇八段、大島映二八段、
田辺一郎七段、堀口弘治七段、桐谷広人七段、松浦隆一七段、森安正幸七段、酒井順吉七段、森信雄七段、中田章道七段、植山悦行七段、大野八一雄七段、小林宏七段、神吉宏充七段、沼春雄七段、有野芳人七段、瀬戸博晴七段、依田有司七段、武市三郎七段、加瀬純一七段、安西勝一七段、櫛田陽一七段、高田尚平七段、飯田弘之七段、伊藤博文七段、関浩七段、本間博七段、野田敬三七段、
中尾敏之六段、上野裕和六段、金沢孝史六段、熊坂学六段、藤倉勇樹五段

以上63名。現役組に劣らぬスターぞろいで、いまや貴重なご意見番の加藤九段。無念の引退となった桐山九段、田中寅九段。投資家アイドル・桐谷七段。我らが植山七段、大野七段。あと1勝が届かず無念の引退となった中尾六段、熊坂六段と、多士済々だ。
むかし巨人の2軍にスター選手が集まりすぎて、1軍より豪華だったときがあったが、将棋界の引退組も華やかなのだ。
もし夢の棋戦ができたなら、全員に参加してほしいところ。引退棋士のほとんどが未練を残して現役を退いたのは想像に難くないからだ。中原十六世名人や加藤九段だって、完全燃焼はしていないと思う。
とはいえ、もう将棋がヨレて、いまさら真剣勝負を戦いたくない、という棋士もいるだろう。だからエントリー制にする。
すると参加者は半分以下になると思う。これならスポンサー側も、少ない出費で済む。
問題は将棋の内容だが、棋士は引退しても将棋の勉強はしているものだ。タイトル戦の中継があれば、自然に目が行く、棋士とはそういうものだと思う。ことに将棋教室を開いている棋士はなおさらだ。生徒に最新の戦形を聞かれて答えられないようでは、シャレにならないからだ。十分好勝負が期待できると思う。
…と、私は何を書いているのだろう。
コメント
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