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スポーツとドーピングと薬剤師

2012-12-19 10:52:00 | 日記(~2023年)
この前の日曜日、スポーツファーマシストの講習会に行ってきました。

「スポーツファーマシスト」という言葉を知っている人がどれくらいいるのだろうか…
まだまだ認知度は低いようで、現在アスリートとして活躍されている方、将来アスリートを目指している方には、是非知っていただきたく、少し紹介したいと思います。

「スポーツファーマシスト」を簡単に言うと、ドーピング(特にドーピング薬)について詳しい薬剤師のことです。

ドーピングとは、スポーツなどの競技で好成績を挙げるために薬物を投与 したり、その他の物理的方法を採ったりすることで、ドーピング検査で陽性反応が出た選手(アスリート)はその後の選手生命に大きく影響します。
風邪薬を飲んだら、その中にドーピング検査にひっかかる成分が入っていたなどの“うっかりドーピング”が日本では多く、たとえ故意ではなくてもかなり重いペナルティがあります。
そんな“うっかりドーピング”を防ぐためにも、薬を服用するときはスポーツファーマシストに相談するなどの対策が必要です。

あなたの街のスポーツファーマシストは以下のHPから検索してみてくださいね

http://www3.playtruejapan.org/sports-pharmacist/search.php


ドーピング検査が行われるのは競技期間中だけではなく、トップアスリートともなると、競技期間外にも突然検査が行われることがあります。
なので、アスリートは口に入れるものには常に気をつけなければなりません。
ドーピングというと“薬”のイメージが強いですが、食物やサプリメントなどにも注意が必要です。

サプリメントや栄養ドリンクの中にはドーピング検査が陽性となる物質が含まれているものもあります。
サプリメントは全成分の表示記載義務はなく、どんな成分が配合されているのか把握することが難しく、安易に摂取するのは禁物です。
それならサプリメント等は全く摂取できないのか??となりますが、以下のHPには日本アンチ・ドーピング機構(JADA)が認定したサプリメントやドリンク剤の商品が記載されていますので参考にしてくださいね。

http://www.playtruejapan.org/jada_qualified.php


持病のため薬を服用しなければならない競技者は事前に報告・資料提出し、それが認められれば問題はありません。

団体競技は、一人のアスリートがドーピング違反するだけで、その大会のその後の競技に参加できないばかりではなく、それまでの成績にまで影響を及ぼします。


あまりにも大雑把に説明しましたが、詳しい事は日本アンチ・ドーピング機構のHPに書かれています。
ドーピングのことはどこに聞けばいいのか分かっているだけでも、気持ち的に安心できると思います。
これを機にHPや街のスポーツファーマシストを検索してみてくださいね。

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