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故人の遺志って…

2013-03-25 10:40:23 | 日記(~2023年)
最近、お通夜・お葬式に参列すると「故人の遺志により、香典は堅くご辞退申し上げます」と書かれているこが多くなりました。

どうも遺族の都合のような気がするのは私だけでしょうか?

通夜・葬儀・告別式は本当にめまぐるしく過ぎていき、何がなんだか分からないうちに終わっていきます。
参列していただいた方々のことを思う心の余裕はありません。
葬儀後もいろいろ大変ですが、一息落ち着いて満中陰志の準備に取り掛かると、遺族が知らなかった故人の付き合いを知ることがあります。
満中陰志の準備をしているうちに、故人と縁があった方々に対して改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。(私の場合)

今後(ご香典を下さった方と遺族が)お付き合いすることがないにしても、故人と縁があったことに対して感謝の気持ちを伝えたいものです。


ちなみに父が亡くなった時、70~80名クラス葬儀会場でお通夜・葬儀・告別式を執り行い、費用は約170万円でした。お布施等を合わせると約200万円です。

お布施は現金でお渡しするのでお通夜までに用意しないといけません。
すぐに引き出せる手持ちのお金がなければ大変です。

香典を辞退する場合、故人の資産はすぐに引き出すことはできないため、まず遺族が負担せねばなりません。葬儀費用の請求は葬儀後すぐに郵送され、振り込みまでの期日はとても短いです。(たしか10日以内とかだったような)
個人名義の預金や保険金をもらうためには書類をそろえるのに時間がかかり、結局振り込まれたのは死後1ヶ月以上経っていました。
だから、香典を辞退する遺族はそこそこお金を持っているのかな…と勘ぐってしまいます。
煩わしいことを避けれるのなら費用がかさんでも構わないという遺族もおられるのでしょうね。

なんだか寂しい気もしますが、仕方ないのかもしれません