マウンド(Mound)という盛り土をした墓を目にしたのは2018年の米国南部旅行の計画を立てていたときであった。マウンドは、盛り土、円丘、塚の意味で、野球で言えばピッチャーがキャッチャーに向かって投げる少し高くなっている場所である。
先週紹介した元刑務所がある町、マウンズビル(Moundsville)の町名になっているマウンドは古代の墓である。高さ62フィート(19メータ)、直径240フィート(72メータ)の、米国で最大の円錐形の古墳の1つである。
アデナ文化時代である紀元前250年から150年の間に作られたとされる。アデナ文化(Adena)は、オハイオ州を中心に紀元前1000頃から紀元前後に栄えた文化だそうだ。
アデナ文化遺跡は、オハイオ州南部を中心にインディアナ州のオハイオ州との隣接地、ケンタッキー州北部、ペンシルベニア州の南西部、ウェストヴァージニア州の北西部に分布しているとのこと。
米国にこのような遺跡があることは、日本ではあまり知られていないが、考えてみれば北米大陸に古代から人が住んでいても不思議はない。ただ、このような遺跡が発見されたのは1838年と歴史は浅い。
マウンズビルのマウンドは「The Grave Creek Mound」と呼ばれ、州立公園となっている。場所は先週紹介した元刑務所の前。元刑務所と合わせて行けば良い。
ちなみに、コロラド州にあるメサヴェルデ国立公園の岩窟住居(世界文化遺産)は、プエブロ文化の遺跡であり12世紀ごろのものである。
<2000メートルを超える高地にあり広さは210.4平方キロ、2日必要>
先週紹介した元刑務所がある町、マウンズビル(Moundsville)の町名になっているマウンドは古代の墓である。高さ62フィート(19メータ)、直径240フィート(72メータ)の、米国で最大の円錐形の古墳の1つである。
アデナ文化時代である紀元前250年から150年の間に作られたとされる。アデナ文化(Adena)は、オハイオ州を中心に紀元前1000頃から紀元前後に栄えた文化だそうだ。
アデナ文化遺跡は、オハイオ州南部を中心にインディアナ州のオハイオ州との隣接地、ケンタッキー州北部、ペンシルベニア州の南西部、ウェストヴァージニア州の北西部に分布しているとのこと。
米国にこのような遺跡があることは、日本ではあまり知られていないが、考えてみれば北米大陸に古代から人が住んでいても不思議はない。ただ、このような遺跡が発見されたのは1838年と歴史は浅い。
マウンズビルのマウンドは「The Grave Creek Mound」と呼ばれ、州立公園となっている。場所は先週紹介した元刑務所の前。元刑務所と合わせて行けば良い。
ちなみに、コロラド州にあるメサヴェルデ国立公園の岩窟住居(世界文化遺産)は、プエブロ文化の遺跡であり12世紀ごろのものである。
<2000メートルを超える高地にあり広さは210.4平方キロ、2日必要>
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