齋藤信幸のロングステイ!米国・カナダ・中国・台湾・韓国・フィリピン・イタリアなどへの旅行体験やカミサンポをご紹介 

60歳を過ぎてそこそこのお金とほぼほぼ時間のある今、長期旅行に挑戦しましょう。そして大切な妻とカミサンポ。

オレゴン州・ワシントン州 熟年旅行:行ってきました。その印象は?

2023-07-02 06:53:07 | アメリカ西部
6月14日から29日までの16日間、米国オレゴン州とワシントン州に行ってきた。

最初の2日間はシアトル、その後、ポートランドに移動し3日間滞在。ワシントン州とオレゴン州の代表的な都市で計5日過ごした。

そこからオレゴンコーストを南下。その後、内陸に向かいクレーターレイク国立公園を横切り、カスケード山脈の東側を北上。

フード山からコロンビア川に沿って進み、ワシントン州のノースカスケード国立公園に寄り、シアトルに戻った。

シアトルとポートランドの印象は良くない。

どちらの町もホームレスが多く、町を歩いていると小銭を要求されたり、集団でいるので匂いが気になった。

以下は、少し古い2020年のForbesのホームレスに関する記事。

都市部のデータはホームレス問題への対応をまとめる地元の計画団体コンティニュアム・オブ・ケア(CoC)により分類されている。

CoCの管轄地域のうち、2020年のホームレス人口が最も多かったのはニューヨーク市の7万7943人だった。
ニューヨーク市の前向きな点として、同市のホームレス人口の大部分である7万1000人近くが保護施設に宿泊できていることがある。

ロサンゼルス市・郡は2020年のホームレス人口が2番目に多く、6万3706人だった。
昨年のホームレス人口が3番目に多かった都市圏は1万1751人のシアトル市/キング郡で、2位のロサンゼルス市・郡よりはるかに低かった。

・2020年のホームレス人口が多かった米都市

米国の2020年1月時点でのホームレスの総人口は、58万466人だった。

2020年のホームレス人口が多かったCoCの管轄地域は次の通り。

1位 ニューヨーク市(ニューヨーク州、7万7943人)
2位 ロサンゼルス市・郡(カリフォルニア州、6万3706人)

3位 シアトル市/キング郡(ワシントン州、1万1751人)AmazonやMicrosoftなどの優良企業がある町でこの惨状。
4位 サンノゼ市/サンタクララ市・郡(カリフォルニア州、9605人)シリコンバレーの中心。私が赴任いていた町。
5位 オークランド市、バークレー市/アラメダ郡(カリフォルニア州、8137人)
6位 サンフランシスコ市(カリフォルニア州、8124人)
7位 サンディエゴ市・郡(カリフォルニア州、7638人)
8位 フェニックス市、メサ市/マリコパ郡(アリゾナ州、7419人)
9位 サンタアナ市、アナハイム市/オレンジ郡(カリフォルニア州、6978人)
10位 ワシントン(コロンビア特別区、6380人)


米国家庭の世帯収入が円ベースで日本の約2倍と一見、豊かに見えるが、いわゆる中間層からこぼれ落ち、貧困層に入る人が増えている。

その数、3720万人(ニューズウィーク日本語版2023年1月5日号)。

NYやLAにホームレスが多いことは認識していたが、大手IT企業の多いシアトルやサンノゼがこのような状況とは・・・・・・

<アメリカ企業で約30年働き、アメリカの大自然が好きで旅行をしているが、こういうシーンは見たくない>
コメント
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