感染症診療の原則

研修医&指導医、感染症loveコメディカルのための感染症情報交差点
(リンクはご自由にどうぞ)

また、・・Sigh NEJM 2018; 378:809-

2018-03-14 | 青木語録
Hydrocortisone plus Fludrocortisone for Adults with Septic Shock Djillali Annane, M.Dら N Engl J Med 2018; 378:809-818 In brief, corticosteroids improve cardiovascular function by restoring effective . . . 本文を読む

西郷どん時代の医学と感染症

2018-03-11 | (ちょっと休憩)ほんとに休憩
日曜日です。 東京はひどく寒くなったり暖かくなったり花粉がばんばん飛んでいたり(と、花粉症の人がいう)、いつものそわそわフワフワ落ち着かない3月半ばです。 今年の大河ドラマは「西郷どん」。せごどん と読むと教えてくれたのは講義ででかけた鹿児島のタクシーの運転手さんです。 始まってしばらくは出演者の方の流暢な薩摩弁に「字幕や翻訳がいるのでは」というコメントがネットにありました。 先週の回では、西郷 . . . 本文を読む

菌血症:予後と抗菌薬感受性

2018-03-09 | 青木語録
久しぶりにID week 2017を復習していました。 初学者の方には驚きかた知れませんが、 「使用された抗菌薬に菌血症の原因菌が感受性である事は予後に有用か・・?」 という、とんでもないDiscussionが長い間続いており、今も続いております。 文献には驚く程、「感受性の有無は関係無い・・」というものがあり、臨床家を迷わせてきたのです。 Session名: Questions in Bac . . . 本文を読む

春からの「感染症診療の原則」と 「若手医師セミナー」

2018-03-08 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
「若手医師セミナー」は、青木編集長の類稀な「初心者にわかりやすく教える」才能を見出したYさんと、「私をかつぐと仕事に差し障るのでは」と心配しつつコラボをすることにした編集長二人で始まった企画です。 全く似ていない二人でしたが、どちらも「大事なことは大事なんだよ」「日和らないよ」というシンプルなところはゆずらない性格。 最初は日本海側の方で開催。その後、東京でも開催しようということで開いたら(び . . . 本文を読む

結核予防内服: 9ヶ月ではなくて、1ヶ月!

2018-03-07 | 青木語録
驚くべき、報告です。N数は大きくないですが、今後に繋がる研究です。1ヶ月のRifapentine+INHと9ヶ月のINHのみを比較しました。詳細は以下をどうぞ。 https://www.niaid.nih.gov/news-events/one-month-tuberculosis-prophylaxis-effective-nine-month-regimen-people-living-hi . . . 本文を読む

7年と11か月

2018-03-07 | (ちょっと休憩)ほんとに休憩
2010年4月 「後輩の医師がやっている活動の応援もあって」とその時編集長は編集部員に言った。 もともと犬は好きだった、昔飼ってたんだよといった話をしていた記憶があるけれど、多忙な日々にお世話はたいへんだったのか、2010年前のご自宅に日々のお世話のいる動物はいなかった(と聞いていた)。 ご家族待ち望むトーマスがやってきたよ〜ということで初めてお目見えした日は衝撃的だった。 およ!それまでにイメ . . . 本文を読む

Good bye

2018-03-04 | 青木語録
One of my best friend went this AM. Was not unexpected but still SAD, very SAD. He made so many of my dear friends/families happy. See you up there. . . . 本文を読む

旭2017年度生 終了

2018-03-01 | 青木語録
旭中央病院での2017年度ティーチングを終えました。 普段の症例検討会ですと編集長が分析していく風景を見せるのですが、今回は最後という事もあり、研修医に主訴からシナリオを「構想」して貰うという試みをしました。 主訴は中年男性、発熱、頭痛、そして右の聴力低下です。 早速、研修医たちにストーリー作成を依頼したところ、、 1:心内膜炎➡︎感染性梗塞➡︎脳梗塞➡︎聴力低下 2:中耳炎➡︎髄膜炎➡︎ . . . 本文を読む