みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

誰でも進学は一流大?

2020年07月23日 | 栃木県
少子化が進むと大学は潰れると言われてきたわりには、
実際に閉校した大学数が少ないのは
進学率の上昇と学費の引き上げが要因だと思います。
大学まで行ったのだからとホワイトカラーの仕事や頭脳労働の仕事
を求めれば、結局オフィスビルが建ち並ぶ大都市で働くという流れ
になり、これが東京一極集中の傾向につながっています。

そして過密な東京では新型コロナウイルスの感染が拡大。

近年は大学の授業への出席が求められてきているので、その分アル
バイトに時間を回せなくなり経済的な影響も出ます。
履修した学生全員が出席したら教室が「密」になってしまう科目が
ある状況では、登校が再開されている高校と違ってオンライン授業
が続けざるを得ません。
それに1限や5限の授業に出ていたら通学が通勤の時間帯と重なって
しまいます(これも「密」)。

一方、希望が少ない業種・職種では人手不足気味で、
高卒の人だけでなく大卒の人も
かつて高卒の人がやっていた仕事をやらないと人が足りません。
栃木県栃木市立の学校では夏に登校すると給食にアイスが出るみた
いだけれど、そのアイスを作るのは東京のオフィスビルではありま
せん。

知力が高い人は頭脳労働に・
運動能力が高い人は肉体労働に・
コミュニケーション能力が高い人は感情労働に就くような
進路指導が行われれば、大学に進学するだけでなく
専門学校に進学したり高卒で就職したりして、
地元の企業にクルマを運転してひとりで通勤するという
上京するよりも感染リスクが少ない生活も送れます。

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