Dr. WAKASAGI at HEI-RIVER(閉伊川ワカサギ博士)

森川海をつなぐ学び合いの活動を紹介します

アジアの中でも韓国、中国、台湾は海洋教育に力を注いでいます。

2017-06-26 | 水圏環境教育

アメリカ海洋教育学会にて国際会議が開催された。

国際会議と言っても,教育の取組を紹介し合うだけですが・・・

しかし,日本との違いは国を挙げて海洋教育に力を注いでいること。

特に韓国,台湾の勢いはすさまじいです。

日本は本当に海洋国家でしょうか?

個々の海洋教育の活動はすばらしいかもしれないが,国家としてどのように力を入れているのか?

中国、韓国,台湾の取組を比較してみると劣勢に立たされている。

海洋教育は船舶教育だけではない。

海洋に関する分野は,水産学,心理学,教育学,地学など多方面において関連があるにもかかわらず,ほとんど無視されてい

るのは海洋の恩恵を受けている日本人として恥ずかしい限り。

サイパンの親日家にも聞かれた。「日本は水を大事にしているのか?福島をはじめ,汚染した水を流してよくも平気なも

のだな。国民は,何を考えているのか?」日本の対応に大変残念な思いを抱かざるを得ないと。

すべてが水で繋がっていることを理解させる教育がしっかりと日本にも定着するように願ってやまない。