1、はじめに
土器口縁の突起が異常な姿でそびえて巨大柱が予想される。どのような解読が語れるか難しい。
事例や前例もない縄文土器の解読である。数多くの事例を作ることによって正答に近づくと思っている。
縄文土器を解読して縄文ヒトの生き方を語る事ができるようになりたい。
2、土器の解読
「おらの世界を土器に表す」
「構造物」~この部位は初めて見たといえる。最初は「盛土」と思っていたが、しっかりとした構造物に感じている。確かめる方法はないが大型建造物(六本柱)とも想像できそうだ。
「土壙墓」~四角穴と思われるのは土壙墓と仮定しました。単なる樹木と最初は思っていました。
ていねいに開けられた部位です。並んでいます。
「参道」~大きな道が海につながっているのです。特別な道です。
「大型住居」~トンネル状になっていると思います。空洞なので掘立て柱の住居かと思われます。
「太陽光」~命の再生を願って送る時に「太陽の沈む方向」だと考える。沈む彼方に夕日を見ながら儀式をしたと想像している。舟の航路かもしれない
3、終わりに
ヒトが建造物を造って「送り」をすることは、ヒトが表に出てくるようになってきている。生きることに前向きであるが命が失われることが多くなっていたとも考える。いずれも想像の範囲だが「生きる」という姿が強く見られる。
未完成な解決策である
縄文楽 浄山