円筒土器も三つ目ですが、思っているような模様に表現しているとは思えません。単に「陸」「海」と簡単に模されていないのです。
「陸」 格子状で模様が付けられていますので「樹林」と仮定しています。
「海」の模様は迷います。土器を見た時には「海」の縄文と思っていましたが拡大して見ると、縦の線が強調されていて波と確信できないのです。色々と想像してみました。
・縄目を縦にするように工夫している
・水の流れがある「干満の潮の流れ)
・草地の表現
・その他
現在は「干潟」のある海岸としていますが、他の土器も調べてみます。
拡大すると思いもしない疑問もわいてくるものです。
製作者の意図が少しでも分るような解法を求めています。
自分でも納得のある解法が求められないのが事実です。
縄文楽 浄山