縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

「陸・川?」(縄文楽09)

2021年02月10日 | 縄文楽

円筒土器も三つ目ですが、思っているような模様に表現しているとは思えません。単に「陸」「海」と簡単に模されていないのです。

「陸」 格子状で模様が付けられていますので「樹林」と仮定しています。

「海」の模様は迷います。土器を見た時には「海」の縄文と思っていましたが拡大して見ると、縦の線が強調されていて波と確信できないのです。色々と想像してみました。

・縄目を縦にするように工夫している

・水の流れがある「干満の潮の流れ)

・草地の表現

・その他

現在は「干潟」のある海岸としていますが、他の土器も調べてみます。

拡大すると思いもしない疑問もわいてくるものです。

製作者の意図が少しでも分るような解法を求めています。

自分でも納得のある解法が求められないのが事実です。

縄文楽 浄山

 

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