縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
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「縄文土器」の解読がおもしろい。

ミミズク土偶は、誰が作る

2019年02月20日 | 土偶
「埼玉県鴻巣市滝馬室出土 縄文晩期」の土偶

前回のみみずく土偶と大変よく似ている。
同じものかと思ったが違ったものである 。

まず、顔の上に横の線がある。 髪の毛の形が円錐形である 。
鼻がある。等など

ネット販売もされていて驚く。

この土偶を模した動物は、前回同様ムササビとしました

似た動物にモモンガがいます。 ムササビとモモンガの区別は調べてみると尾の先がとがっているのがムササビ、丸いのが モモンガである。

前回のミミズク土偶は、モモンガが適正かと考える。

モモンガは、小さくて可愛い。

このムササビの土偶は、胸の前掛けのようなのは飛膜であろう。 



裏側の画像を見てみると、まだ解決はできない が「6の字」は「月の水」と「生の水」が入るところ。
そして、この腹で 宿すところと想定できる。

マトリックスが完成する。

ところで、この土偶は、誰が作るのか考えたとき、手の細かい作業から、女の人で、指導してもらい、何回も失敗したり工夫しながら、精悍こめて作り、男の人に挙げるためにと思う。

「女の家」「男の家」で指導を受けながら作ったと想像できる。

今でも、贈り物をする習慣は残っている。
男の方が作った土偶もあるかも知れない。

   縄文楽  浄山

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