縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

縄文余話(土器・丸底)

2022年10月27日 | 縄文楽

いったい人が日本列島にやってきて住み着くのは、どのような場所になるであろうか。

 

想像してみた。

土器の器形を基本的なもの四つ あるが可能性のあるのは「丸底」か 「尖り底」の土器でないかと考える 。

つまり 湖や沼 あるいは、河口に住み着いたにちがいない。

 あとの二つの土器は上の器形を変化や発展させたものと捉えられないか。

 

ここに、縄文時代草創期の土器があります。

丸底土器なので浅くて広い海(湖沼)を表しているのです。

 

長野県石小屋洞穴遺跡土器

この遺跡の土器を見て最初は、困惑しました。今までの丸底土器は浅くて広い海の印象があったのですが長野県には、海がないが、意味を解かなければなりません。

Googleマップで調べると洞穴の前を「宇原川」が流れていました。
近くに湖沼もあり地形が縄文時代と異なっているが、湖沼が生活の場だったと考えられる。

草創期は気温が低く海岸よりも山に囲まれた場所が住みやすかったのだと考えます。

縄文楽 浄山

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 縄文余話(土器・基本形) | トップ | 縄文余話(土器・先尖) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿