縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
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「縄文土器」の解読がおもしろい。

縄文余話(土器・基本形)

2022年10月25日 | 縄文楽

縄文土器(基本型)

縄文土器にはいろいろな形がある。その形もなんらかの基本と言うものがないか考えてみた。

水神⇔水の器

日本の水神
「稲作にとって水は最も重要なものの一つであり、水神様は田の神と結びついている。

また、山の神とも結びついている。」

人の生活にとって水の重要性がよくわかる。

 

今、土器そのものを「水をためる器」としてとらえることができないだろうか。 

「土器」でなく「水の器」である。

これこそ 摩訶不思議な解読だと言われるであろう。

 

•沼や湖なのは丸底の器が 該当する。「丸底土器」である。

•山から海に流れてくる川の水は 尖り底の器である。「尖り底土器」である。

•川の中流を流れる水は 「鉢形土器」である

•深い海にある水は 「円筒形土器」である

 

縄文ヒトはこのようなことを意識して 土器の形を作っていたかもしれない。

 水というものを 神の水として扱ったと考えられる 。

考えすぎかもしれないが これも一つの仮説である。

土器は「土の器」と書くが 実は「水をためる器」と考えると楽しくなる。

土器には色々な形のものがある。
それらも「水をためる器」 として解読できるか考えてみる価値はある。

縄文楽  浄山

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