縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

北海道77(礼文島)

2024年02月12日 | 北海道土器

1、礼文町船泊遺跡土器

最北端の島の遺跡です。海で生活する人たちの土器とちがって陸で生活する人たちの土器だと思いました。

土器の模様が「海」(縄文)でなく「谷地」の湿原が土器に表現されています。

2、土器の解釈

・「口縁」がゆるやかなカーブを描いています。ゆるやかな丘がある事でしょう。

・「川」「草地」は平行沈線が施されています。はっきりとした区別はつきませんが、実際の写真と比べての予想でもあります。

・「湿地」帯であることは、この土器の底部がつぶれたように製作されています。この様な表現の土器は「湿地帯」とか「谷地」などとしています。

3、思うこと

・寒い地域だと思いますが、一体、縄文土器は、いつ、どのようにして作られているのでしょう。

・ところで、一体、何を生業としていたのでしょう。遺物から推測すると、なるほどと思うことをしていた。

   土器の器形や模様に納得する。「船泊遺跡」を検索してみてください。

縄文楽 浄山

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