1、小樽市忍路土場遺跡
「低湿部は、この小河川の側方浸食で台地端が削られた湾入部に存在、豊富な水分を有する黒色腐植泥と砂の互層が1~1,5mの厚さで堆積し、約一千㎡に20万点を越える遺物がパックされたような状態で埋蔵されていた。」と遺跡の地形が語られている。
2、土器からわかる事
・口縁の無地の所を「砂地」にしました。砂丘とも言えそうです。
・「海岸」としていますが、刻線がはっきりと描かれています。これは、小河川かもしれません。
・「海水」は縄文模様の部分で「無地」は砂地としました。縄文と無地の混ざったところは「干潟」と考えています。海水による干満ができる環境と思います。
3、思うこと
・土器の修復の時に無地の部分ができたとも思えるが「干潟」の模様が表示されている。
・土器は自分たちの生活している世界を表していると捉えている。
縄文楽 浄山
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