縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

「バスケット土器」02(記号)

2019年05月13日 | 土器
生活の行動範囲は絵図をみながら記憶するしかない。その絵図が「土器」というわけだ。また、地面に描いて説明することも当たり前のことであろう。
・指で地面に描くとき、二本指で「道」を描いている。細い道は一本でかく
・「川」は三本指以上で描いていただろう。
・手や指の形で「遠く」や「拝む」「合う」「見る」などの表現がなされただろう。
・土器にはそれらを記号として使用し、どこの地域の土器とも記号の共通性が求められる。地域を説明するときに、この土器の文様は必要であった。
「夏」から説明します。
・火焔型土器にも使用されていますが、上空にある雨雲を現しています。積乱雲が立ち上り川に水が流れ落ちている様子が想像できます。
・「〇」が黒くなっていて「満ちる」「暑い」などの様子と思った。
◎「秋」
・「〇」が両側にあります。左は「枯れています」左は「満ちています」というので「木の葉が枯れかけたり色の濃いものが「合わさっている」というので「秋」にしました。
◎「冬」
・線が何本も引かれています。雪崩と見ました。
細部の読み取りは、まだまだ理解のできない面もありますが、話をつくるようにして土器の表現を楽しく気軽に見ていきたいと思います。
   縄文 浄山
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「バスケット土器」(山を拝む) | トップ | 「沢遺跡」(塩田) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿