縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

「岩偶」(太陽)

2020年09月02日 | 闇の縄文

太陽が「主」(守護神)

縄文ヒトは日々太陽を観察していました。特に、冬至と夏至を死と再生に例えていました。その中間の春分や秋分も土器を見ると観察していたと想像できます。測定の方法などは後日の課題とします。

また、冬至は一年中で太陽が一番弱くなると見られていて、この日を境にして太陽が再生し復活すると考えられていました。
人間の生命のよみがえりに重ね合せて、生命の復活を願う祭を行います。

上の土器(岩偶)は「太陽」と思っています。見えるかは個人の問題といえます。「笑う岩偶」と言われる遺物です。

これらも太陽の運行と関連した模様であり縄文ヒトは祭りを行って再生を願ったことでしょう。

表題は「土器」となっているが「岩偶」であって石の作品です。太陽を表現しているが、ユーモアを感じる。縄文ヒトは絵画的表現は無いといわれるが、表現力はこの作品を見ると充分に備えていると思われる。太陽以外に何か思い当たるものは有るでしょうか。太陽も「ヒト化」しいているように思える。

縄文楽  浄山

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