縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

「繊維土器07」(火炎土器)

2019年08月25日 | 土器

新潟県の火炎土器を扱いました。複雑なつくりで驚くのですが、糸や紐を使用して模様を作成していることがなかなか見つかりませんでした。

拡大して丁寧に見るとやはり繊維を使っています。しかし、成型の段階でなめらかにして修正、仕上げをしていると考えられます。

 最初は一部拡大して見ても見つけられませんでしたが。じっくりと、下の写真を見ていると使われているようです。

粘土だけで作るとなると、この土器をどのように作るのでしょうか。

粘土ヒモを細く長く作り模様のように張り付けることはできるでしょうか。

やはり、糸やヒモ、木の皮などで形や模様を作る方が複雑な土器を作るのに適した方法だと感じます。

疑って見ていましたが、やはり繊維を使用した部分もあります。糸が巻かれています。見ることに目が慣れてくると、あちこちに見られます。

「土器を理解して縄文を語る」

拡大して見ると土器の仕組みが現れる。

縄文楽 浄山

 

 

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