世界遺産登録から 一年が経ちます 。
お客さんは来ていますが 、未だに心もとないことがあります 。
それは 展示している土器についての解読が全くできていないのです。
どこの遺跡も同じだと思います。
土器には 縄文人の 文化や 精神が 込められていると感じています 。
それらの解読がどこの遺跡も行われていないのが実状です。
縄文時代の本当の文化や生き方を知るには縄文土器の解読を除いては考えられません。
土器の解読が急がれます 。
土器の 解読は難しいものでもなくだれでもできるような作業です。
①土器の出土した地形をよく見る。
②土器の地形(環境)を比べて地形が描かれていたり作られたりしているのを探す。
単なるデザインとして取り扱うのでなくて実際の地形を見ることです。
難しい学問は無用です。
縄文ビトの生活をしていた実際の地形や環境を比べて見ること です。
ここに視点を 合わせることが重要なことです。
縄文時代のヒトに関しての事例や証拠はないかもしれないが実際の地形や環境があるのです。
このような証拠は他にはないと考える。
「重なる感じの山並みの先に崇高な富士山が見える」
縄文楽 浄山
「何らかのメッセージが込められているはずだ」ということですね。 ② 男は狩りに出かけ、女が土器を作っていたという説があります。その通りだと考えますか。 北光太
土器の中に織物のような繊維が混入しています。これなど作るのも女性と考えます。