縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

「日本遺跡」21(北代遺跡)

2019年07月08日 | 土器
北代遺跡は富山市の西部、呉羽山丘陵の北側に広がる標高17メートルの台地上にある、縄文時代中期を中心に栄えた大規模な集落遺跡である。
 
縦線のなぐり描きのような文様の意味が分からなくて苦労したが、仮説の段階なので方向性だけでも良いということで取り組んだ。
 
◇土器先端の山型は「祭祀」用具に現れるので「合掌」をしているという姿で願いを届ける重要な部位といえる。
◇「高低」太陽の高さを「夏は真上」「冬は斜め」という意味です。微妙に高低差があります。
◇「光・多少」は線の数が多い少ないで判断しています。筋は「日光」とします。
◇「木柱」は「四角形の人造物」では、これしか浮かびませんでした。
近隣の遺跡でも出土しているので「木柱」としました。
◇「間」は、こすれて薄くなっていますし「無し」ということで「柱の間を光が通る」ということだと思います。「日光」の印がありますが課題もある。
◇「天」は「祭祀用」という意味でつけました。
 
 
◇「夏冬」は影の長さと光の量で意味づけました。その中間を「春秋」としました。
 
 
時間が経って再度見ると、ちがう解釈にもなると思います。
♢「縦の線は日光」を表現している。(日光土器)
再度、解明を試みる予定。
♢「時節と木柱との関係」が理解不足である。
縄文楽 浄山
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