縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

「日本遺跡22」(鳥浜貝塚)

2019年07月09日 | 土器

福井県南西部,三方五胡の一つ三方湖にそそぐ、はす川と高瀬川の合流点付近の河床下に所在する低湿地性貝塚である。縄文時代前期に形成された淡水貝塚と植物性遺物層の互層を主体とした遺跡である。さらに下には縄文草創期~早期の遺物包含層が存在する。

 

水につかっていたので、木製のものも遺物として出土していて貴重な遺跡。


 土器の形体は底が浅くなめらかなので、湖沼でも底の浅い流れがあったりヨシなどのしげる場所であったと思われる。

※左側の土器は「祭祀用の土器」で太陽の運行が想像でき、季節の変化を知り感謝するものと思われる。

「土器形体は地形」「土器紋様は生活環境」が当てはまる土器と言える。

縄文楽 浄山

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