- 17新冠町郷土資料館
1、はじめに
新冠町の郷土資料館の陳列棚の土器を使用します。
解像度がよくないのですが、気になる模様が目に付きました。左側の土器です。
2、土器の解読
拡大して見ると「ボタン状」の模様と「ひも状」の模様がありました。
景色などの画像を探しました。
すると、意外な事実が見つかったのです。
「新冠泥火山」です。
・新冠泥火山は、新冠町市街地から北方約2キロメートルの地域にあります。
・東西約300メートル、南北約1100メートルの地域に、大小合わせて8個の泥火山が配列しています。
・現在でも大きな地震があった時には、山頂が隆起するなどの現象が見られます。
以上のような解説を探しました。
この「ボタン状」は「泥火山」を表していると思います。
土器 には珍しくその地域の特色がよく現れるものです。
初めて 泥火山を知りましたが「紐状」など 細部については 未解決です。
3、終わりに
他の土器も「泥火山」を表現しているとも考えられます。
「ボタン状」は地域の地形や環境を表していて、逆に土器から教えてもらいました。
縄文楽 浄山
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