縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

「入江12」(噴火口)

2019年12月05日 | 有珠山土器
入江貝塚の土器は異例の土器と言っても良い。背景に有珠山があるが面白いのか。
この土器も、有珠山を中央にかかえ、山麓に火口の印がある。

現在の有珠山周辺にも幾つかの火山が存在する。昭和新山が有名と思います。

中央の山は有珠山とし、中間の◎は何でしょう。

有珠山の中腹から火山が生まれた噴火口と思いたいものです。

約7~8000年前に有珠山は山頂が大崩壊して南斜面に崩れてしまったということがいわれている。それ以来近世まで長く休んでいたというのが定説。
ところが、縄文中期(約5000年前)にこのような土器があることは注目に値する。
有珠山土器の謎は解明するのは時間がかかりそう。
入江貝塚館には、このような土器がたくさん陳列されている。

縄文楽 浄山
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