「井戸尻(04)」(新道式)
実用的な土器とは思えません。祭祀用の用具でしょう。
土器の口縁部分のふくらみや帯状が気になります。どのように解釈すればよいのか分からないというのが実態です。
仮にでも解決する答えをかいておき検証をまつことになるのです。証拠が探せなくても回答をしておくことも参考になると考えます。
解決の一つの案です。
「畑」は人為的に作業をして使わせてもらい作物を増やすという意味があると考えました。又は、水の張った沼を人為的に使うという願いかもしれません。沼も自分のモノではありません。
「夏至」~「冬至」は年中使うという願いをしているのでしょうか。
「河川」「湖沼」は、そのままの解釈ですが、別な意味もあるように思えます。
土器腹面には「四季の湧き水」の変化が彩られていると想像します。
土器は生活環境を描いているモノと考えますので、湧き水がある所でヒトは何をしていたのでしょう。
ハスの栽培とも考えられそうですが解読は後日の楽しみです。
縄文楽 浄山