縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

土偶(ハート・モグラ)

2023年02月22日 | 土偶

『ハート型土偶 群馬県郷原出土土偶

『縄文時代後期の作と思われる土偶。

戦後の1951年に公式発表され、一大センセーションを巻き起こした。

女性像であるといわれ、妊娠線・産道が表現されている。
ハート形の顔は考古学界のみならず美術界でも評価が高い。
1965
年に重要文化財に指定されている。
個人蔵で、東京国立博物館に寄託されている。1981年に発行された90円普通切手のデザインにもなった。』


異様に感じる姿といえる。

しかし、このようなデフォルムする美的感覚が素晴らしい。

 

特徴は、ハート型 鼻や目が目立つ 指(爪)がある ガニ股 体毛 等

 

・「モグラ」に設定する。鼻が異常に大きいし、目も大きく作られているがえぐってあり見えないと考える。

・指があり爪が鋭い。モグラの土を描く指だ。

・足が大きく長めに作られている。土を押し出す働きをするのだろう。

・全体に体毛がある。

・お腹が引っ込んでいるのは「子どもが宿せる」という「印」

       モグラをヒト化した土偶で傑作と見た。

縄文楽  浄山

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