縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

⑦北黄金・物語(円筒型土器)

2022年08月31日 | 北黄金貝塚公園

北黄金・物語(円筒土器)

丘の上に大きな貝塚があります。貝塚にはウニとカキが多いようです。ハマグリはほとんどありません。サカナでマグロの骨もあります。イルカなどの海獣類の骨もあります。


陸上の動物の骨もあります。シカが大切な重要な生き物だったと思います。丁重に扱っています。

海の生き物と陸の生き物を利用していたことになります。

丘の麓には湧き水が湧いていて海まで川になって流れていたと思います。

海が近くまで来ていたのです

この環境を細長い円筒土器が表しています。

円筒土器には陸と深い海が表現されています。


想像がつくでしょうか。情報センターに土器が展示されています。土器の中を覗いてください。深い海を表していると想像ができると思っています。

土器の形は住んでいるところの地形を表現していると考えます。

縄文楽  浄山

 

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