縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
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「縄文土器」の解読がおもしろい。

縄文余話(土器の発明)

2023年07月01日 | 縄文楽

縄文余話(土器の発明)

「土器の発明」ということがあったのだろうか。
土器を発明するということは どのようにして 何がきっかけでだろうか。

ここでも煮炊きをするという前提がうかがえる。

これは、非常に高度な発想で現実味を感じない。

北黄金貝塚の尖底土器です。

縄文土器は何に使われていたかということがまず 浮かばなくてはならない。

自分たちの 住んでいる自然環境を器形や模様にしていると捉えられる。

この他に 仮説の段階であるが土器は水にも関係あると 感じている。

今でいう「水神様」である。

祭祀器具として「水をためる器具」が必要になっているのだろうか。

ヒトは河川、河口、湖沼、海岸などにムラを作っている。

・河川のムラは鉢形土器

・河口のムラは尖底土器

・湖沼のムラは丸底土器

・海辺のムラは円筒土器

・滝のあるムラは注口土器

などと指定してみたがこのような仮説が成り立たないだろうか。

常に水を感じ生命の再生を願って「水の器」を製作したと思われる。
摩訶不思議な発想だと思われるでしょう。

仮に「水守(みずかみ)」と呼ぶことにしようか。

これが縄文土器の始まりと考えるが異論もあるでしょう。

縄文土器の解読が進むとこれらのこともはっきりするだろう。

浄山

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