縄文余話(土器の発明)
「土器の発明」ということがあったのだろうか。
土器を発明するということは どのようにして 何がきっかけでだろうか。
ここでも煮炊きをするという前提がうかがえる。
これは、非常に高度な発想で現実味を感じない。
北黄金貝塚の尖底土器です。
縄文土器は何に使われていたかということがまず 浮かばなくてはならない。
自分たちの 住んでいる自然環境を器形や模様にしていると捉えられる。
この他に 仮説の段階であるが土器は水にも関係あると 感じている。
今でいう「水神様」である。
祭祀器具として「水をためる器具」が必要になっているのだろうか。
ヒトは河川、河口、湖沼、海岸などにムラを作っている。
・河川のムラは鉢形土器
・河口のムラは尖底土器
・湖沼のムラは丸底土器
・海辺のムラは円筒土器
・滝のあるムラは注口土器
などと指定してみたがこのような仮説が成り立たないだろうか。
常に水を感じ生命の再生を願って「水の器」を製作したと思われる。
摩訶不思議な発想だと思われるでしょう。
仮に「水守(みずかみ)」と呼ぶことにしようか。
これが縄文土器の始まりと考えるが異論もあるでしょう。
縄文土器の解読が進むとこれらのこともはっきりするだろう。
浄山
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