土器の誕生01
縄文土器が縄文時代に急に必要にせまられて現れたとは考えにくい。
何らかの移り変わりが少しずつあって縄文土器が生まれたと考える。
まず、なぜ土器を作る必要があるのかその意図をはっきりさせなくてはならない 。
作る意識が ないのに作る必要はない。
土器の必要性というのは「自然との共存」との証として「オラの理想郷」を作って「自然に感謝と願い」を込めて祈っていたのだろう。
その「感謝と祈りの対象物」が縄文土器だと考えられる。(北黄金貝塚の絵図)
この祈る願うという行為は縄文時代というよりも自然界の中で生きていく上で忘れてはならない意識、行為である。
特に人が大地に定住するようになって、その場の自然界に対して常に感謝と祈りの意識をもっていただろう。
その具体的な祈りの対象物が縄文土器だということです。
縄文楽 浄山