宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

安かろう悪かろう

2010-12-16 12:33:00 | 撮影機材
8歳になる三男のクリスマスプレゼントに顕微鏡を買いました。
ビクセンのミクロショット700ってやつ。

粗悪品だった・・・

載物台はプラスチックでヒシャゲており、
鏡胴アームは鋳物が変形して斜めって取り付けられ、
前から見ると筒が右に傾いている。
接眼鏡を入れる筒にはスリ割りさえ入ってなくガタガタで、
顕微鏡を傾けると落ちます。こういう設計だから情けない。
これでも出荷検査PASSEDだってよ。

即、返品!

長男、次男にはNikonのファーブルを当時それぞれ買ったのだが、
これは製品としてしっかりしているし、良く見えた。
ただ、照明電池と照明が古すぎ、何とかしろよって感じでは
あった。三男は実体顕微鏡ではなく、普通の顕微鏡を欲しがった
ため、色々探したが今時は無いんですねえ、顕微鏡。
やっぱり、ファーブルをもう一台発注しましたよ。

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ビクセンさん、こんなもの売ってちゃいかんぜよ。
これじゃあ学研の科学とあまり変わらないレベルだぞ。
値段相応だって? 冗談じゃあないよ、
子供が初めて興味を持った時に使う顕微鏡だぜ。
あと2万円高くても良いから、まともな顕微鏡を揃えて欲しいぞ。
昔はオリンパスで良いのがあって、私は父に買ってもらった。
今でも十分に使えるのだ。

日本の子供たちが、こんな安かろう悪かろうなものに触れて
育っていては、科学技術の発展は望めません。
子供には良いもの、本物を与えましょう。

コメント (1)
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