ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

なんか桜島が元気で困っているわけです。

2013-09-23 | 雑念
火山灰の話

車がすごい事になる。

もう、車の色が白だから銀だからなんて通用しない。とにかく灰まみれなのだ。

かといって灰の目立たない色が売れるのか?そんな事はない。鹿児島はやたら黒の車が多い。

まるで

灰で汚れたい

とMっぽいように見える。

そしてすぐに洗車する。
ガソリンスタンドにも洗車スペースがあるところも多い。

灰を楽しんでいるのか?

僕はやっぱり苦痛だ。

白なのに灰まみれの汚れた車は見るに耐えない。流石にいかん!

泥汚れは、タイヤ横の汚れは洗車しないからこびりついて取れないほど。

だけどまだ何故か気にならない。

でも灰は!

何故か気に食わない。

ワイパーをかけると

サー

という音と共に流れ落ちてボンネットとの間にずり落ちて行く。

あっ、やべ!

なんか車に悪そう。

砂が精密機械に入り込んでいくかの感覚。

やだねぇ~

灰、やだねぇ~!

というわけで、今日の仕事終わりで洗車してやろうと決意する。

決意しないとやらない。
宣言しないとやらないのである。

遠目だが、錦江湾に浮かぶ桜島は灰が降るというより、灰色のきな粉に包まれている。

約5600人の住民(2010)はどんな事になっているのだろう?

出会ったことのない人には想像がつかないだろうが、正直対岸の鹿児島市内で灰が舞っているだけで目が開けられないのだ。


水中メガネをしないと歩けない。

車の中に逃げ込む。

それでもまとわりついたのか、通気口から入ってくるのか、

目がしばしばする!

んーん、大自然!

神と崇められ、鹿児島の象徴となっている桜島

それでも引っ越さない薩摩人は灰と共に生き、灰になって死んで行くのである。

恐るべし!

移り住んだものの目鼻に入り込み、手厚い洗礼を与える風土

厳しくも忘れられない場所

鍛えられるぞ~!