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ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

アドベンチャー教育講習会後半

2006-02-15 | 雑念
書面で頂いたご意見紹介

○「願いがかなう」という感情に先にうったえてという手法はどうでしたか?
ふりかえりを含めて考えて、私には「願いがかなう」という感情はプログラムをしていく上での自分を動かす原動力やきっかけにはなっていませんでした。
またこれは今回のグループのメンバーにも感じられませんでした。
きっかけ、やろうという意識の継続性を課題達成後に求めるのではなくてもいいような気がします

(う~ん手厳しい。。。確かに感情にうったえることの難しさを感じました。
私はまあ、いつもいつも感情にうったえかけることをしているわけではないんです。実は。。。どちらかというと思いつきで感情のことをしゃべったんですよ。
ただ口調が厳しいから、声が大きいからそれが脅迫しているように感じてしまうのかもしれません。

でも他の参加者で感情に火がついた人も中にはいたみたいですね。

ファシリテーターのきっかけがきっかけにならなくとも自ら動き出せましたか?
そこを聞いてみたいです。もしホクトマンのきっかけが感情に響かなくても楽しめたのでしょうか?自分自身に火がつかなかった原因はなんでしょう?
そこに注目してみてくださいね

でも単刀直入。すごくわかりやすい感想ありがとうございました)





○ホクトマンが何を意図して課題を与えたのだろうかと考えながら今日は行動してみた。
自分が指導者としての立場に今なったとしてもたぶん上手く進めることはできないだろうなと思った。これが子供を相手となるとよけいにスムーズに行かなかったり、様々な問題が発生するし、難しいだろうなと思った。様々な場所に対応することができる柔軟な対応力が必要だと思った。
しかし、今日の課題は難しかったが、その分乗り越えた時の達成感や喜びは大きくてよかった。
様々なことを学んだり、ぬすんだり、経験を積んで自分をこれからも磨いていこうと思った。楽しかったし、勉強になりました。
追記
ニトロのふりかえり。
参加者の発言後にそれを消すような形で『個人のグループへの関わり』を発言していた。その人には後で別の参加者がフォローを入れていた・・・。ふりかえり、一般化へのファシリテーターの言葉がけは難しいですね。

(あなた自身に注目していただき、うれしいです。
ふりかえりってそういうことですよね。
少なくとも私のフィードバックにあなた自身のことを書いてくれることが何よりもフィードバックになりますから。
あと追記の件、参加者のフォローを確認しているところ只者ではありませんね。
正直私は気づきませんでした。
確かに反省するべき最大の失敗です。
参加者を傷つけることは決してやってはいけませんからね。
私の発言が安心感を与えることもあれば、人を傷つけることもあるんだということを知っておく必要がありますね。
後から出てきますが、今回のその参加者からの声では、結果オーライの結果になっていることは少し戸惑いましたが・・・傷つけたことは確かです。反省
みんなの前でのフィードバックと紙面でのフィードバックの内容のちがいは
あなたの優しさですね。ありがとうございました)




○ホクトマンへ
2日目午前中、ホクトマンの指導?での時間は昨日よりもずっと無心に無邪気に参加できたことが私は本当にうれしかったです。常に個人の自分レベルの見方で、体験しているのですが、今の時点で単純に思うことは、素直な気持ちで取り組むことを大切にしたいということです。また何か気づいたことがあれば話していけるようにしたいです。では最後までお願いします。

(この方は素直な気持ちとおっしゃっている。それはうれしいお言葉。
私の言葉にいくら毒が含まれていようと、毒で制してこず、
素直な気持ちで受け止めなさった。まるでイエス。
なにか心に引っかかりがあったのですかね?
それがうろこのように取れてイエスの心境になったのならそれは、
あなた自身の素直な気持ちが心を洗った証拠ですね。
私も素直にみんなの意見を受け止めよう・・・・・く、苦しい・・・
でもあなたにはなんだか癒されます。ありがとうございました)



○声が大きくて聞きやすい
質問や予期しないことがあっても声のトーンを変えないのが素晴らしい

(やっぱり声大きいんや・・・
こんなにいろんな人に言われるということは大きいんでしょうね。
本人は大きいと感じていないところがすごいでしょ?
質問に対してはその場での言い訳?をしているに過ぎないのかも・・・
でもそれが何かの説得力を持つのであれば利用するのもいいかな?
ありがとうございます)


○昨日覚えたはずの名前を楽しさ(擬音)(モノ・ぶた)などで再び思い出すことがとてもよかったです。
ニトロでも始め不安な気持ちがある中、
まつこと(グループが動くこと)ができていて良かったと思います。
最後、安全のことを「自分が止めなければよい」と言っていましたが、スポットがいない時があった。それは指示する必要がある

(なるほどスポッターに関しては不安を感じたかもしれません。
そのときあなたは「スポッターをしよう」という声をかけましたか?
ファシリテーターに任せていませんでしたか?・・・

私たちファシリテーターは指導者ではありません。
安全に関しても参加者が不安に感じないようにしていく方がいいと思います。
本当に危険であれば、私は止めます。
が、大人ですしファシリテーターの声なしのほうが集中するかと考えてのことです。
実際、参加者同士で声をかけ合っていましたね。
それに、モホークのスポッターは必ず必要だとはマニュアルには書いていませんから。

ただし、子供には必要なことと伝え、グループに関わるようにします。
エンジェルさんという役割で説明します。
貴重なアドバイスありがとうございました)



○明るい雰囲気で参加者の安心できるリードができていたと思いました。
はっきりとした言葉は理解しやすかった。
課題のハードルは高い方が達成感があり、よかった。
そこにファシリテーターの役割を認識させてもらいました。
ありがとうございました。

(理解しやすかったというのはアクティビティの説明のことでしょうか?
もし考え方やふりかえりのときの声かけのことでのことなら
体験学習なのであんまり言葉で理解してもらうのも良し悪しですね。
参加者自ら考える時間をきちんととれているんでしょうか?私
ハードルの高さでの達成感から何か感じることはできましたか?
私のファシリテーションで役割の面を学んでいただき
ありがとうございます。)



○ウォームアップ
参加者の感情の様子を見ながら体を動かすよう組み立てられていて、楽しかった。
ジップザップも名前の動作を取り入れた点は新しさがあり、
お互いの心理的なウォームアップになったと思います。
ニトロクロッシング
人数は厳しいと思いましたが、できないとは思わなかった。
自分の役割はどこにあるか考えて動いてみた。
徐々に女性たちの動きが良くなっていく様子が見えた。
今回のレベルの設定については十分に考えられていたと思いました。
モホークウォーク
スポッティングの意味など参加者のレベルを見ながらできていたのでよかった。
途中ホクトマンの介入がなく、じっと参加者を観察できていたので、
任せてもらっているという自分たちの責任を自覚できた。
3時間お疲れ様でした。

(そうですね。女性たちの動きは少し消極的なところがありました。
徐々に活発になっていきましたか?それはどんな理由でしょうか?
実際隣にいる人にしか分からないこともありますよね?
ファシリテーターの限界とでもいうのでしょうか?
的確な観察ありがとうございました)



○声が聞きやすい。はりがあってよく通るし、やる気が出る声です。
楽しい雰囲気がいいなぁーと思います。
自分に注目「自分の感情に注目する」ということをもう少し早めに言っていただけると、もっと早い段階から自分の内面に意識が向けられたかなぁと思います。
でもそれを聞いて「あ、ホクトマンはこういうねらいをもってはったんだ!」と初めてわかりました。
一番最後のふりかえり(ロープを渡ったやつ)でホクトマンがいろんな人を良く見ていて、その人がその時どう思ったか?という質問をしているのを聞いて、その人自身に自分のことを考えさせるきっかけとしてとても有効だと思ったし、聞いていた私自身も私はどうやったかな?とふりかえることができた。
もっと自分に注目したいと思った。

(なるほど。ねらいを素直に受け入れようとしてくれたのですね。
声かけのタイミングの悪さにもきちんと反応しているところは
学びにすごく敏感な方ですね。
でも私は逆に「自分の感情に注目する」とか言わない方がよかったなと思いました。
やはり参加者のまなびを制限してしまうし、拒否反応を起こすと取り返しのつかない事態になりますから。
参加者の思いを先に聞く必要があったことは確かにそうです。
参加者のニーズに合わせていく工夫が私には足りませんでした。
あと参加者自身に注目させるようなアクティビティを用いて、参加者自身でその話題になるようにしなければいけませんね。
とにかく柔軟性と反射神経・理解力・判断力などを研ぎ澄まさなければいけませんね。
あと「やる気が出る声」とはうれしいお言葉。そんなこと言われた事なかったです
ありがとうございました)


○お疲れ様でした。
朝からスタートしたので寒く、体が動きにくい中、ちょっとしたゲームから徐々に段階的に大きなゲームに発展したことで次第に体があったまり、ほぐれてきました。
それと同時に心もあったかくなって自然に緊張も解けたような気がします。
ゲーム中は発言の多い人の意見によって進行していき、特に女性は少し控えめだったため、なんとなく従っていようという雰囲気が感じられました。
ふりかえりのときホクトマンはそれもグループ全体の考えだとして受け止めるとおっしゃいましたが、やはり性格的に前に出るのが苦手な人もいるのでそれをグループ全体の考えだとしてしまうのはどうかと思いました。
たしかにその人が意見できるようにグループが声かけをすることが大切だし、声かけをしないこともグループの考え方かもしれません。
しかしゲームに熱中してしまうと、目標達成のためとなるとこうした人を見落としがちになります。そこで活動中に促すことも必要かなと思いました。

(きちんとグループの様子を捉えていらっしゃる。すばらしい。
特に女性の気持ちを読み取っている。
確かに活動中に配慮が欠けていたかも知れませんね。
ただそんなときあなた自身は何かアクションを起こしましたか?
その現状を打破できるのは、そのことに気づかれたあなただけですから!!
しかも積極的にリーダーシップを取ることが良いことだという気持ちはありませんか?
リーダーシップに従う人も実は積極的に従っている人もいたかもしれませんよ。
ファシリテーターの価値観を押し付けたらやっぱり受け入れられないのと同じで
消極的に見える女性たちに声かけすることはリスクが大きいと思います。
ファシリテーターのやるべきは、活動中の声かけよりもふりかえりの時に、その女性たちがどんな気持ちでいたのかを尋ねることではないでしょうか?
それでグループが何かを感じればそれでいいし。

しかも実生活ではファシリテーターなんていませんよね?
やっぱり気づいた友達が声をかける方がこれからの人生にお互い良いのでは?

学校に置き換えると
今の教育は現実社会に対応できないような教育をしているのかもしれませんね?
生徒が悪いことをしたら、先生がすぐ注意してしまう。
何で悪いかをクラスで考えていく時間がない。
子供は先生に反発する。子供は喜ぶ。学級崩壊。)




○様々なアイデアや設定が面白かったので楽しく参加できました
失敗した人に対するフォローをするような指示があればよかったと思います。
初めての人たちの集団ではそこまで意見は出ないと思うので。
ふりかえりのときなど意見が出にくいのはグループとしての集団意識がまだ成立していないからでしょうか?
今回の目標は個人の役割ということでしたが、
グループあっての個人なのであまり綿密に目標にこだわらず、
目標やこうしたいという意見も人それぞれでよいのでは、と思いました。

(失敗した人に対するフォローは確かに足りなかったかも知れません
そう感じたのであればひどいファシリテーターだと感じたことでしょうね?
目標に関しては確かにこだわりすぎたと思います。
グループの様子をみて、変更できる余裕と観察力が必要ですね?
でも個人の役割という目標は立てたつもりは無かったのですが
少しニュアンスが間違って伝わっていることに
感情で拒否された感覚を覚えました・・・あぁ私は未熟モノ)


○全体を見て、人の良い面を見つけてそれをふりかえりの時に言ってくれたのがうれしかった。(自信が持てました)
安全面ではやはり険しい顔つきで注意していたのが、気をつけないと、と改めて意識しなおせた。
サムライのときリチャードのゆっくりしたいと言った意見も否定せず、
受け入れていたのがうれしかったと思う。
否定されることに私はすごく恐怖を感じる。
ホクトマンは何でも受け入れてくれるので安心感がもてる。
1つの活動をするときに「願い事が叶う」とか何か目的があることはわくわくして楽しめるGOOD
ホクトマンがいつもニコニコしていたので楽しかったです。

(ありがとうございます。癒されます。
このご意見を見て、
他の厳しいご意見を見て、
もう一度このご意見を見ることにしています。
あなたがいてくれなければ私はファシリテーションをやめていたかもしれません
命の恩人です。ありがとうございます)



○ホクトマンのファシリは最高です!
ホクトマンらしさが味を出しています
もっともっと味を深めてコクのある料理(ファシリ)を追求していきましょう
ゲーム・アクティビティという視点ではなく、参加者の持ち味をどう生かしたグループをつくるか。そのグループにあったテーマ設定をして、
途中でそのテーマもグループの状況に合わせて変化していった方がいいと思うし、
そうなるべきなんじゃないかなぁとつぶやく私。
テクニックより参加者の顔を見て、目標設定レベルを参加者が決めて行くような環境設定が大事だと思う。

(これ以上コクを出していいのでしょうか?
コテコテになるよ?
オブラートに包んでのアドバイス。さすがです。
そのとおりですね。参加者が決めていくのがいいですよね?
分かっているんですけど、その瞬間って忘れますね。
ほんとに意識して気をつけないといけませんね。
怖い怖い。)


○ホクトマンらしい工夫のされた楽しいアクティビティでした。
神社参拝。私はブタがこっちを向いておいてあったところが良かったと思っていました。
感情→行動(ブタのところに行ったろ・・)
新しいメンバーと関わる中で自分が人との接し方が下手やなぁと改めて感じました。
私はすぐに「グループとして」見てしまいがちで自分の欠点から目をそむけていたように思います。
ホクトマンがニトロ後に「今日は“個人レベル”」というお話をされたことをニトロ前にしたほうがよかったという意見が先ほど出ていました。
最初はそうなのかなぁ~と一瞬思いましたが、実はそうじゃなくてニトロ後にホクトマンが言ったお陰で自分の欠点が見えたのかなぁと思いました。
自分がどう動いたか・どう動くかということを考えるということは自分の行動がプラスになるように働くので、結局グループ全体がいい方向に向かって行くんやろうなぁと思いました。ありがとうございました。

(この方には大変嫌な思いをさせてしまったと反省しております。
すいませんでした。
しかし、今回のフィードバックの講習にチャレンジしなければ
こんな感覚にはならなかったことでしょう
私の教訓を与えてくれた皆さんに感謝します。
ありがとうございました。

それとこの方の考え方に脱帽です・・・すごい!!)



アドベンチャー教育講習会前半・・・

2006-02-15 | 雑念
目的:HAPの体験とファシリテーションの2モードの講習
日程:
1日目
1日ドクターのファシリテーション
2日目
午前・ホクトマンのファシリテーション
午後前半・つじPのファシリテーション
午後後半・ビーンのファシリテーション
3日目
午前・ハイエレメント
午後しょうちゃんのファシリテーション
最後のまとめ

1日目・ファシリテーター(=以下・F)ドクター

①自己紹介と昨日のプチ幸せ
ドクター
タクマ
おかちゃん
エミ
チック
アケ
フル
エリボン
ゆーみん(1日目と2日目のみ参加)
カジチャン
つじP
ウォーリー
リチャード
しょうちゃん(2日目と3日目のみ参加)
つねG(2・3)
ぴー(2・3)
ビーン(2・3)
おっさん(2・3)
ホクトマン
②プチ幸せジェスチャー
③ボール当て鬼→復活あり
④2チームでボール当て鬼→背中だけ有効・前面だけ有効
⑤2人組・爆撃機
⑥休憩中・2人組・参加した目的・タコ紹介
⑦ネームジェスチャー
⑧フィルミーイン
⑨コールミー
⑩ネームタグ(?)
⑪話し手・聞き手(感情を受けとめる)
⑫キングフロッグ
⑬ゴムとび
⑭大縄とび
⑮マインフィールド
⑯レクチャー(感情・認知・行動)

夜の部

⑰「~したことある」人にサインをもらうゲーム
⑱詩を考える・3人組・「  」に入る言葉
⑲ファシリテーターとは?(レクチャー)


2日目・午前・F・ホクトマン

ねらい:
参加者にPA初心者も含まれているので、エレメントを使うこと。
また意識の高い参加者もいて、自分が引いて活動を見る傾向がある。
しかも全員が大人、わたしよりも経験がある人がいる。
だから、難易度を相当上げ、大人の感情を高めるように工夫した。

①ネームジェスチャー確認(この日から参加した人がいたので)

②ネームジェスチャーのスピードラビット

円系で1人が鬼で中心に。
鬼が参加者の1人の名前を言いながら指差す。
指された人と両隣の3人が間違えずにそのジェスチャーをする。
間違えたら鬼と交代。
途中から参加者が多かったため(19人)ジェスチャーする人を5人まで増やした。
面白くなったし、集中するようになった。
アレンジとして「言われた名前のジェスチャーと違うものをする」は失敗。簡単。
試したいのは「指された人以外がジェスチャーする」「助けることができる」など

③サムライ(刀をブタの人形で)

④ニトロクロッシング

ストーリー:
うれしの神社に参拝。向こうの板に全員が乗ると願い事がかなう。
「試練の池」にはまると最初から参拝しなおし。

設定:
オーソドックス。全員が何も持たずに板に乗り移る
(18人というだけで厳しいから)

ふりかえり:
最初アクティビティの難易度が高く、達成感は大きかった様子。
意見はいっぱい出ていた。心が動いたからかな?第1歩は成功と思った。
しかし「グループワーク」というポイントに話が行きそうだった。
「グループワーク」ってすごく難しい話題だと思うんです。
「まず自分のことをしっかり見つめてほしい」
「自分以外のことに目が行くからグループって変わりにくい」と思うんです。
特に人数が多くなったり、まだ分かり合えないグループの場合。
経験が豊富だからこそシンプルに自分のことに着眼してほしい
その話し合いの途中で私自身18人のグループワークが難しいと勝手に思い、
自分の気持ちはどうだったか?というところに着目していきましょう
という声かけをしてしまった・・・。
これがあとでとんでもないことに・・・。

⑤マルチバイン(手つなぎトラバース)

ストーリー:
世界遺産に申請中の「幸せの1本道」。全員が渡ると幸せになれる。

設定:
スタート地点から数えて4本ロープが垂れたワイヤーの上を渡るのだが、
3本目だけを垂らした。

ふりかえり:
これも1時間半くらいかかったアクティビティで
クリアした時は達成感を感じる人が多かった様子。
ふりかえりもトピックを提供する必要もなく感想が出てきた。
最後「自分がうれしかったことは?」というふりかえり方をした。
午前中で私の担当は終了なので、
「枠組み(フレミング)」という意味では一石を投じた形になったと感じる。

ひとまず終了・・・

⑥みんなからのフィードバック
(参加者が感じた指導者としての話し合い)

参加者:
「(マルチバインのとき、最後の2人が残り
ゴールした人が戻って助けていいかという
ルール改正の話し合いを指して、、、)
ルールを変える時の声かけってどうしますか?」

ホクトマン:
「(全員に聞こえるように)
○○○という意見が出てきているけどどうします?
という話をして、
自分たちで決めていいんだよ』という意思表示をします」

参加者:
「時間の配分はどうやってますか?」

ホクトマン:
「今回の講習は自由に場所も決められるので
難易度を高く設定しても後で調整できます。
ただ想定外に早く達成して時間が余っても
あせらず楽しいゲームをはさんで時間を稼ぎ、
次のアクティビティを修正する時間をつくることが大切かな。
時間が足りなくなった時が難しいですよね?
途中で切ることはあまりよくないので
時間制限があるときは難易度をあまり上げずに
多くのアクティビティを用意して
時間調整するほうがやりやすいと思います

時間制限があるときは『○○になったら終了します』
と事前に言っておく

○○は時間じゃなく比喩を使うことが多いなあ
例えばストーリーに関連して
水が口のところまできたら(水なんて無いんですよ)
すると参加者が聞いてきます「今、水どれくらい?」って

それで途中できらざるを得なくなったら
『時間を気にしていた人はいる?』という質問ができる
『じゃあ次の活動で大事なことは?』と続ける」

参加者:
「体全体のウォームアップはサムライで十分ですが
モホーク(腕を動かす)のウォームアップがなかったんですが・・・」

ホクトマン:
「たしかにそれは足りませんでした・・・
例えばどんなウォームアップがありますか?」

参加者:
「ウインドミルとかスタンダップとか」

ホクトマン:
「なるほど。」

参加者:
「(モホークの時、落ちた人はすぐに手を離さなければいけないなど)
ルールにはもっと厳しい方がよかったんじゃないですか?」

ホクトマン:
「確かにその方が楽しいと感じるグループもあると思います。
しかし私はファシリテーターと参加者のアイスブレイクを大切にしたいので
あまり厳格にルールを注意することはしません
結構グループに任せることが多いです
ただ安全上のことは何度も言うことはありますが・・・」

参加者:
「ふりかえりの時『自分自身に着目しよう』といいましたが
アクティビティをはじめる前に触れている方が良かったんじゃないですか?」

ホクトマン:
「確かに・・・(キターーーーーーーーッ!!!!!!!)」

後日談:
今になって思えば「自分自身」というフレミングが足りなかったのかと思います
願い事」という設定が少しは「自分自身」へのフレミングになるかと
過信したのも事実です
「グループ」に着目し始めたグループに少し不服だったのも事実です
しかしファシリテーターはグループがどんな学びをしようと
受け入れていくことが必要だし
今回私はできなかったから参加者からの反発を受けたのだと思います
参加者を受け入れることって・・・
メッサ難しいやん
ただ受け入れることができたら参加者も気持ちよく活動できるし
学びも大きくなるんだろうなあと。

言い訳じゃないんですが
前振り(事前にフレミング)しない方が
多くの学び・ファシリテーターの予期しない発言が生まれる可能性があるともいえる
しかもアドベンチャーは驚きや変化ですから

ただ今回は私の無理やりの介入で可能性を奪ってしまったのは事実・・・
うう“~辛い、、、辛すぎる・・・
フィードバックぅぅぅぅぅ・・・
参加者:
「願い事という設定がピンとこなかったです」

ホクトマン:
「そうですかー・・・」
やっぱ全員に受け入れられることは難しいです・・

参加者:
「ニトロの達成感があまりなかったです」

ホクトマン:
「そうですかー・・・」
・・そうですかぁ・・・・

後半につづく・・・後半は参加者が文章で綴った貴重なご意見を紹介します