退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1074:終戦記念日。

2018-08-15 09:44:11 | アメリカ便り
昨日の大腸検査の結果ーポリープ3つ発見切除、とのこと。
病理検査の結果は5日後ぐらいだそうです。
“がんじゃないんですか?”。
“もう何千ものポリープを見ている俺が、癌じゃないというのだから、だいじょうぶだい、べらんめい”と医者。
信じましょう、医者の言葉を。
この医者には、今回で4回目の大腸検査をしてもらっています。
次回はまた3年目。
日本では会社ごと、町内ごとでも集団定期健診が盛んに行われていますが、アメリカではほぼ100%そのようなシステムがありません。
医療費が高いこともあるのでしょうが。
予断ですが、覚えていますか、2年ほど前に、主人が人差し指のデキモノと、小指に刺さった棘をほっといたために硬くなったので、治療してもらったら、20分、部分麻酔で250万円の請求書が来たことを。
保険があったので、自腹は10万円だったそうです。
ひどいもんです。
医療費なんて、日本みたいに、全国一律(?)点数制じゃないから、好き勝手に決められます。
なんだかんだといっても、日本の医療制度はいいです。
医療自体は私個人ではアメリカが好きです。

さて、8月15日は終戦記念日。
こちらで、YOUTUBEで平成最後の全国戦没者追悼式を見ました。
去年は、雨の中、大勢の頼もしい参拝者と、福岡から来てくれた友達親子と共に靖国を参拝していました。
この中には、シベリア抑留中に亡くなった写真でしか知らない、そしてシベリアから送られたはがき3枚でしか知らないおじさんも眠っているのです。

今朝読んだYOUTUBEのの記事で、誰かが“靖国はA級戦犯合祀で、靖国の性質が変わった”といってました。
“靖国A級戦犯合祀”は「東京裁判史観」を否定するために「昭和殉職者」として、松平永芳宮司が1978年に合祀したとのこと。
これにより、“靖国は東京裁判を否定するための神社となってしまった”とこの記事を書いた人は述べていました。
さらにこの人は“東京裁判を否定することは戦後日本を根底から否定することになる。つまり、現実に東京裁判の結果を日本は受け入れて、独立を回復し、その後の日本の支持がスタートしたからだ。”とも述べていました。

この人の記事はまだまだ続きますが、今日はここまでにしておきます。

しかしながら、どうしてこの人は東京裁判の結果と戦後日本を結びつけるのかわかりません。
東京裁判自体はアメリカが日本に行った“リンチ”以外、なにものでもありません。
敗者の色濃く残った、力のない日本を相手に行った東京裁判が戦後日本の根底であるなんてばかげています。
あえて、言うなら、サンフランシスコ講和条約が日本の戦後の再出発地点とおもいます。

しかしながら、東京裁判後にGHQよって作られた日本国憲法が、73年たった今も信奉されているということが神業でしょうね。
日本という国は、日本という国自体のことよりも回りの国の都合によって振り回されている感じがします。
これも日本の文化、日本人の性質が影響していることと思います。

しかしながら、日中会談を目前にして、他国の感情を逆なでしたくないということで(たぶん)、2年連続、日本国政界の靖国参拝はゼロ。
嘆かわしい。
日本人だったら、日本人の感情を大切にほしい。

ましては、日本人の感情を無視してまで表向き友好関係を築かなくてはいけない相手ですか、中国、朝鮮・韓国は?
腹立つ。

ハブグレジュンタのマミー