退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#603: 中国の民度とコンクリートの消費量

2016-01-26 21:59:34 | アメリカ便り
今日の題名も“なんだこれ”と思わせるものですね。

先日のニュースで非常に面白くもありますが、信じられないようなことを言ってました。
中国が2011、12、13年の3年間で消費したコンクリートの量は、アメリカが20世紀全体で(つまり100年間)消費した量より多かったそうです。
数で言うと、といっても余計わからなくなるかもしれないけど、アメリカは20世紀、つまり1900年から1999年までの間に4.4ギガトンのコンクリートを使ったのにたいして、中国は2011、12、13年の3年間で6.4ギガトンのコンクリートを使ったとのこと。

中国は高層ビルを軒並み建てたり、ハイウエイを走りめぐらしたりすることによって開発国になれると思っているのです。
それが民度の向上にもつながらないことがわからないのです。
国民の民度は無機質の建物みたいに、一定期間で確立することはないのです。
それには時間、環境、教育などいろいろな因子が必要なのです。
それを、“開発国のような都市ができたから、民度も大丈夫”なんて思っているから、ちぐはぐなことがおきるのです。
自分さえよければよいのだ。
自分さえ儲かればいいんだ。
このような民度で長年やってきた中国人、3年間のインフラのようにはいかないのでは。

その点、日本人はすごい。
終戦の焼け野原から20年後にはオリンピックだから。
おまけに今の中国のようにPM2.5ではないけど、光化学スモッグやら、公害いろいろありましたが、“子供の将来のため”ということで国民一人ひとりががんばりました。
本当にえらいです。
今はその“子供”が著しく減少してきていますが。
今の若い人たちは、今度は“日本の将来のため”にがんばってほしいです。
“2500年には残っている日本人の数が1000人”、と、どこかの記事で見たようなことが起こらないように。

ところで、2年半ほど前に札幌に夫婦で来てくれた、私の自慢の友達アーティスト夫婦(サムとかえ子ちゃん)が先日テレビで紹介されました。
そのクリップをかえ子ちゃんが送って来たので、皆さんにも紹介します。
ため息が出る作品を作っています。
ぜひ見てください。

http://www.hectv.org/watch/state-of-the-arts/january-2016/21275/glass-the-art-of-sam-stang/

ハブグレジュンタのマミー

小保方さんが自叙伝“あの日”を出版するとのこと。
韓国人に対してでもそうですが、一言“勝手にやってくれ”です。