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「あんたがたどこさ」の里を訪ねて、




 先日の「漱石の草枕の道」を歩いた後、前々から、
行こう行こうと思っていた「あんたがたどこさ」の
古里、熊本の「せんば」に寄りました。

実は場所がよく分からなかったので、観光案内所で聞いて、
市内のど真ん中とは驚きでした。

山は無かったが、坪井川(船場川)にはせんば橋が架かっていた。
せんば橋です。向こうに見えるのが熊本城、判りますか?


あんたがたどこさ 肥後さ 肥後どこさ
熊本さ  熊本どこさ せんばさ せんば山には狸がおってさ
それを猟師が鉄砲で撃ってさ 煮てさ 焼いてさ 食ってさ
それを木の葉でちょいと隠(かぶ)せ




 実は2番?もあります。
あんたがたどこさ 肥後さ 肥後どこさ
熊本さ  熊本どこさ 船場さ 船場川にはえびさがおってさ
それを漁師が網さで捕ってさ 煮てさ 焼いてさ 食ってさ
・・・

 と言うことで、
橋の欄干には狸とエビのオブジェが、しっかり乗っていました。


 昔(江戸時代)、この坪井川の両岸に船着き場があったので、船場(せんば)の名前が生まれたと言われています。 
当時は清流の中に、2番?の歌詞にもあるように、小エビが多く捕れたとか。

 又、この辺りの小高い土手は、林や竹やぶが、うっそうと茂り、船場山と呼ばれ、勿論、狸もいたそうです。 今は、そんな面影は全然ありません。
トップの写真は電停で、電停の名は「洗馬橋」です。???



*:.。..。.:*・゜゜・ *:.。..。.:*・゜ ゜・*:.。..。.:*

処で、
熊本市は水道水源を100%地下水でまかなっているとか。
蛇口を捻れば、おいしい天然水です。これには吃驚です。



  ここは、「親水施設」? 説明看板があったはずだが?


 その近く、(横だったかな?)で見た 「明八橋」です。
それは、きれいなアーチ式の石橋でした。
明治八年に出来たから、明八橋(めいはちばし)です。

肥後の石工(いしく)橋本勘五郎の作です。 
橋本勘五郎は、江戸時代末期から明治時代にかけて活躍した肥後藩の名石工で、肥後の通潤橋や、東京の万世橋、浅草橋など、多くの作品(石橋)を残しています。



 小雨の降る中、熊本駅前から路面電車にも乗ったし、
観光案内所で貰ったパンフを片手に、約1時間うろつきました。

知らない町を歩いてみたい~」 の実行です。
古い町並みなのに、全て新鮮に写りました。(当たり前かな?)



おまけ
 帰りに博多駅で乗り換えたとき、1番ホームに「ななつ星」が、動き出した~! 慌ててデジカメを、運転手さんが手を振ってくれました。

 後で調べたら、
1泊2日のコースは日曜日、3泊4日のコースは金曜日の
いずれも、博多駅1番ホー3に17:30に到着します。
乗客を降ろした後、18:00前に南福岡に回送されるそうで、
私が見たのは、ちょうどその時でした。
回送の時は回送専用の機関車が来て、後部に連結して車庫?へ。




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