北九州八幡から発信
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遠見ケ鼻(若松北海岸)
先日、夏のなごりの海岸散策と洒落込んで、
響灘に面した若松北海岸の、遠見ケ鼻【とおみがはな】の灯台へと、海岸の化石観察に行ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/35/2b5adffa6299425883b8c7d6bc695b40.jpg)
【妙見埼灯台】
古くは江戸時代に幕府が福岡藩に密貿易や外敵に備えるための
遠見番所を設けさせたことにその名を由来するそうです。
高さ:地上~頂部:10.5m 水面~灯火:25.7m
光度:8500カンデラ
灯質:鮮明暗白色
この灯台は、玄界灘から響灘を通って関門海峡へ航行する船舶に
とって重要な目標なので、特に分かりやすい灯質が使われています。 (説明看板より抜粋)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/a9/2088a45a34353450b697c284250f30df.jpg)
【御嵜(みさき)神社】
「岩屋の夕日と縁結びの神様の話」
御嵜神社は、かつて現在の灯台の場所にあって海に向かって
建っていました。 それが現在の位置に移設されたのには、
次のような言い伝えがあります。
御嵜神社に住んでいた神様夫婦のうち男の神様が、
日本一美しい遠見ケ鼻の夕日に心を奪われてしまいました。
それに嫉妬した女の神様のやつ当たりで、
沖では遭難事故が続いたそうです。
そこで村人たちは、夕日が見えないように、
社を現在の位置に移し、陸に向けて建立しました。
このことによって、神様夫婦は元どおり仲良くなり、
縁結び・夫婦円満の願いを叶えてくれるようになった
といわれています。 (現地の案内文より)
私は見たことはないが確かに、
ここの海岸(若松北海岸)からの夕日は、日本一美しいらしい。
(まぁ、日本一は数箇所あるようですが。)
近くには「夕日の見える丘」「夕日の見えるレストラン」
「夕日の見えるトイレ」とネーミングされた所もありますから。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/9a/5e46f1c09369e2e50509ac6c53810f44.jpg)
(白島の石油備蓄基地が見えました。)
ここの海岸は、砂浜と海蝕台が交互に繰り返して出来ています。
「新生代第三紀漸新世」という約3000万年前の海の時代の地層
だそうで、当時の海に住んでいた貝類・魚類・哺乳類などの
化石が採取され学術的に貴重な化石も数多く報告されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/44/ace31bc9183d6c25d08fcde291db312b.jpg)
この日は、「北九州いのちのたび博物館」の主催で小学生の
化石採取が行われていました。(夏休みの自由研究かな?)
用意されたハンマーで一生懸命、採取していました。
私もやって見ましたが、全然取れませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/e1/1abf744c137b7f6374e977c2044f1fe3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/e4/07c7d27bd8a569b323e79b1a8c4b0904.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/dc/7b51ae5e1643ddc4da8175eecfd53324.jpg)
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