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DENCHAに乗った


<気が付けばチョッピリ鉄ちゃん-23>            

蓄電池で走るDENCHA(でんちゃ)
去年の10月19日から若松線で走っています。
先月、機会があって2回乗りました。



JR九州BEC819系電車・交流架線式蓄電池電車、
新車で、愛称は「DENCHA(でんちゃ)」です。




蓄電池電車は、
電化区間では架線から充電しながら走り、
非電化区間ではパンタグラフを畳み、
蓄電池の電力で走ります。

ここは折尾駅です。若松行きの発車前で、
パンタグラフは畳まれていました。



車内から。改札口は折尾駅東口です。



車内にあった電光掲示板
今は出発前の停車中ですから、
蓄電池の電気は制御装置を通って、
空調・照明に使われています。



走行中の車内です。
新品の電車は揺れも少なく、快適そのものです。








(後方の)運転席


。o○o。.*:._.:*.○o。.*:._.:*.o○o。.*:._.:*.o○o

終着駅「若松」に到着しました。
スマートドアの【開】のボタンが点滅しています。






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折尾から若松まで、18分間のDENCHAの旅でした。
折尾~若松間は非電化区間で、
今のところ、2両1編成で一日4往復ですが、
今後、増やしていくそうです。

処で、DENCHA とは
DUAL ENERGY CHARGE TRAIN のことです。

ディーゼル車に比べて燃料を含めた維持費が安く、
二酸化炭素(CO2)の排出削減も期待できる。
JR九州の路線の4割は非電化区間で、
今後、蓄電池電車を増やしていく計画だとか。
九州各地でDENCHAが見られそうですよ。

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若松駅前で遭遇した「キティちゃんバス」、
市営バスです。中もキティちゃんだらけ?
一度、これも乗ってみたいです。


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乗り鉄・肥薩線-2




<気が付けばチョッピリ鉄ちゃん-22>                 

人吉から「いさぶろう3号」に乗って約1時間半、
吉松に着きました。(ここは鹿児島県です。)

ここからは「はやとの風」に乗ります。
出発まで15分近くあり、一旦、駅を出ました。



駅前には「C55蒸気機関車」が、
吉松の町と鉄道との関わりを紹介する展示館もあり、
ちょっと覗いてみました。

昔は、肥薩線は鹿児島本線だった。
そして、日豊本線との分岐点(今の吉都線)で、
鹿児島、熊本、宮崎方面へ行く拠点地、
吉松は鉄道の町として、かなり栄えた町のようです。



駅に戻ると「はやとの風」がホームに入っていました。
ホームへ移動する跨線橋(こせんきょう)から



「いさぶろう・しんぺい」の外面が赤なら、
「はやとの風」は黒です。



内部は明るく、木の温もり? 
「いさぶろう」とは、雰囲気がガラリと変わりました。



「はやとの風」の停車駅のうち、
大隅横川と嘉例川には、5分程度停車します。



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大隅横川駅(おおすみよこがわえき)です。        
駅舎は肥薩線開業時(1903年・明治36年)からのもので、
国の登録有形文化財に登録されています。



「ぽっぽ市」、私に言わせれば地域物産展即売会
毎月、第1・第3日曜日の午前10:00~午後3:00
この日は第2だったし、もう3:25だ。



昔は人も多く繁盛?したんでしょうね。今は無人駅です。



駅前です。民家もかなり並んでいます。
公園の隅には、何故かお雛様が?



1903年製の木造建築、110年以上の重みを感じませんか?

「一度は降りてみたい美しい無人駅ベスト3」の
第3位に選ばれたとか? じゃあ1位2位は何処だろう?



ゆったりとした時間の流れるホームです。
そなんホームにも激動の時代を経験しました。
ホームの柱には、太平洋戦争時に敵機の機銃掃射で、
撃ち抜かれた傷跡が残っています。



さあ!そろそろ出発しますよ~!


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霧島温泉駅、ここは通常の停車、
お客さんの乗降者はいたのかな?
(駅舎を撮ろうとしたら動き出したので、せめてこれ!)

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嘉例川駅(かれいがわえき)です。    
大隅横川駅と同様に、肥薩線開業時(1903年・明治36年)
からのもので、国の登録有形文化財に登録されています。




若い二人のお嬢さんのパネル写真が。
若き日の、桃井かおりさんと竹下景子さんです。
これは、嘉例川駅の名物だそうです。
(平成2年2月 ここで撮影)



肥薩線で一番楽しみにしていたのが、
ここ嘉例川なんです。
嘉例川観光のキャッチフレーズが、
「嘉例川は何もありません。」らしい???

そう言うのが頭にあったから、降りたとたん、
「あぁ! 空気が美味い!」と感じました。
(単純だなあ!)



でも、駅前は普通のローカルな駅の駅前と、
そんなに変わらなかった。

駅前の広場兼駐車場には、数台の車が。
立派なメインストリートも。
小さな博物館(入らなかったが)もあって、
思ったより鄙びた寂しい所じゃなかったです。



ここは鹿児島空港に近く、JRの最寄りの駅として、
空港連絡バス(高速バス?)が停まります。
あの標識の後の建物が「かれい川小さな博物館」です。



駅前のメインストリートです。


毎年ここで、JR九州ウォーキングがあります。
駅前を離れれば、何もないのを実感できるかも。
(でも、参加する予定は無いなあ! 遠うすぎる。)



嘉例川の待合室に置いてあった手書きのパンフレットです。
これを読んで印象に残った2つを紹介します。
クリックすれば読めると思いますが、丸写しです。


          
昭和天皇 皇太子時の大正9年3月30日髙屋山陵に行啓
人力車40台1里の沿道に4万人がお迎えた

嘉例川から約4キロ、高屋山陵 (たかやさんりょう)は、
初代天皇・神武天皇の祖父ヒコホホデミノミコト、
別名:山幸彦が眠る陵墓です。

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終戦後20年8月22日 復員軍人等53名殉職
我れ先にと列車にぶらさがり、機関車も前と後押しで登ったが、
第2山神トンネルで動けなくなり後さがりしだして
たくさんの殉職者を出した。

吉松~真幸間は7.8Km 標高差167mあります。



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この後、隼人に停車して、
これにて、肥薩線の完全制覇です。
「はやとの風」は鹿児島中央まで行きます。

隼人からは日豊本線なんですが、
途中、ちょこちょこ停まる。離合待ちです。
鹿児島辺りまで単線なんですね。

この日、家を出たのが朝6時前、
人吉に10時に着いて、ウォーキングに参加して、
その後、観光列車「いさぶろう」「はやとの風」に乗り、
車内では女性乗務員さんがマイクで沿線の案内など、
停車駅ではゾロゾロ降りて、
まるで観光バスに乗ってるようでした。

鹿児島中央からも乗り鉄で、家に着いたのが20時過ぎ、
はい! 乗り鉄は疲れました~!。
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乗り鉄・肥薩線-1




<気が付けばチョッピリ鉄ちゃん-21>                

人吉でのウォーキングが終わった後は、
肥薩線の完全制覇に挑戦しました。
(単なるチョッピリ乗り鉄・駅鉄?です。)

先ずは、「いさぶろう3号」に乗りました。
「いさぶろう・しんぺい号」は熊本と吉松を結ぶ列車で、
吉松行きが「いさぶろう号」、
吉松から熊本、人吉行きが「しんぺい号」となります。

この「いさぶろう・しんぺい」の愛称の由来は、
人吉駅~吉松駅間が建設された当時の
逓信大臣(当時は鉄道部門も担当)山縣伊三郎
同区間開業当時の鉄道院総裁が後藤新平
の名前から採っています。





九州線鉄道唱歌です。              
   ここは相良(さがら)氏旧城地       
   俄(にわか)に是より馳(は)せ登る    
   汽車の勾配大畑(おおこば)
   ゆるめて作るループ式


人吉は明治の廃藩置県まで、相良氏が治めていた土地です。



「いさぶろう・しんぺい」は観光列車で、
途中の大畑、矢岳、真幸では、5分程度停車して、
駅構内や周りを見学できます。

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最初に下車した駅は「大畑駅」 
【おこば】と読みます。

鉄道唱歌には【おおこば】となっているが・・・?
PCで「おこば」と入力して漢字変換すれば、
一発で「大畑」が出てきました。




駅舎の中(一部外も)に、小さな張り紙がいっぱい、
何だろう? 良く見たら「名刺」でした。
ここに貼っておくと、出世するとか?
(誰が言ったのか?誰が始めたのか?・・・?)



降りた乗客の中で、
この女性只一人が、一生懸命貼っていたけど?




大畑は、ループ線の途中にある駅で、
ここでスイッチバックして、勢いづけて再度ループへ。
スイッチバックは良く分かるが、
ループは?あまり感じなかった。




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矢岳(やたけ)駅
肥薩線で最も高い場所にある駅です。標高536.9m





駅構内にある人吉SL展示館
「D51」が保存されていました。



矢岳駅を出て、日本三大車窓と言われている所です。
えびの高原、その向こうは韓国岳を主峰とする霧島連山、
ちょっと曇って、霞んで、ご覧のとおりです。
(腕はいいが、カメラが悪い?)



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真幸(まさき)駅  
 真幸駅は肥薩線で唯一の宮崎県内です。
ここは「宮崎県えびの市」です。
           
駅の手前でスイッチバックして下りた駅。
矢岳駅が最高地にあるから、後は下る一方かな。



土日の「いさぶろう・しんぺい」が停まる時に、
真幸物産展・即売会?が開かれるようです。



真幸駅で有名のなのが、ホームにある「幸せの鐘」

  チョット幸せな方は1回、       
  もっと幸せを願う方は2回、      
  いっぱい幸せの方は3回鳴らしてください


と書かれた板が、柱に貼られていた。(赤の矢印)
私の国語の能力では、2回鳴らす意味は良く分かります。
しかし、1回3回鳴らすのは、?????です。

私の解釈は、それぞれ(チョット幸せ・いっぱい幸せ)に、
満足しているから、続きますように!ってことかな?

取敢えず、2回鳴らそうと思って鳴らしたが、
すごく響いて恥ずかしくて、1回で止めました。




「幸せの鐘」はホームの中央にあります。

ここの風景が、
今年の「青春18きっぷ」のポスターになりました。

そのポスターが駅舎内に、他の写真と一緒に飾られていた。


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この時の「青春18きっぷ」のキャッチフレーズが、

   こののどかさこそ、    
    真の幸せなのかもしれません。


真幸が、真の幸せに通じるものとして、
入場券が全国的に人気とか。
でも何処で売っているんだろう? 
無人駅のはずだが?
自動販売機? それとも、あの物産展で?

この後の停車駅は、終点の吉松です。
そして「はやとの風」に乗り、さらに南下します。
続きは、後日に!


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「あそぼーい」と「DENCHA」




<気が付けばチョッピリ鉄ちゃん-20>              

9月22日 黒崎駅で偶然にも、
「あそぼーい!」 に遭遇しました。

「あそぼーい!」に会ったのは、4年前の3月に、
九州鉄道記念館で、見学した時、以来です。




本来なら、
豊肥線の熊本~宮地を、走っているはずですが、
熊本地震の影響で、出張運転しています。

10月、11月は、
博多~ハウステンボス間で、運行するそうです。



マスコット〝くろちゃん”が、外にも中にも、いっぱいいます。
本名を「あそ くろえもん」と申します。
阿蘇・黒川近くで生まれ育った2歳の雄犬との設定だそうです。



今や、くろちゃんは、
JR九州全体のキャラクターとしても扱われています。
旧黒崎駅のホームへ降りる階段にも、たくさんいました。
熊本駅の地下通路、これはビックリするほどです。



JR九州自慢の息子「阿蘇少年?」は、
窮地にもめげず、頑張っています。応援して下さい!
(ちょうど、この時間、土砂降りでした。)

【参考】2012年3月、九州鉄道記念館での見学会の写真です。
こどもが安心して遊べて、大人も結構楽しめる愉快な列車です。



*:.。..。.:*・゜゜・ *:.。..。.:*・゜ ゜・*:.。. .。.:*

 話は変わって、こちらは、
架線がなくても電池で走る次世代の電車、
「DENCHA」 です。

9月24日、偶然にも直方駅(直方車両センター)で見ました。




正式名は、
JR九州BEC819系電車・交流架線式蓄電池電車、
 愛称は、DENCHA(でんちゃ)です。
10月19日から、若松線(若松 - 折尾間)で運行されます。



この電車には、筑肥線の305系と同様に、
スマートドア(押しボタン式開閉ドア)が採用されています。

駅に到着すると、車内・車外で、ドア横のボタンが点灯し、
お客さんが、青いボタンを押すことでドアが開き、
車内では、黄色いボタンを押すとドアが閉まります。

(外側の青いボタンです。 点灯・点滅していれば、押せば開きます。)


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実は、「あそぼーい!」も「DENCHA」も、
ウォーキングの帰りに遭遇しました。
いつも、うろうろキョロキョロしてるからなぁ~!

「あそぼーい!」は、家族連れで満員のようでした。
一度は乗ってみたいですね。 それも阿蘇で!

DENCHA、は新車です。
「古い奴こそ新しいものを欲しがるもんでございます。」
これは特別料金はいらないし、是非、乗ってみたいです。
でも、若松に行く用事が・・・?

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(久しぶりの直方でしたから、魁皇に挨拶してきました。)

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電車のドアの開閉はお客さんが、


<気が付けばチョッピリ鉄ちゃん-19>              

♪汽車が止まる 車掌が戸あける お客が降りる ヨイヨイ

 (こんな歌を知ってる人は、かなりのシニアです。)

電車のドアの開閉は、今も(ワンマンを含めて)、
昔も、この歌のように乗務員がやるのが基本です。

処が、お客さんがやる(出来る)、電車があります。
JR筑肥線を走っている305系電車が、それです。



JR筑肥線は、
福岡地下鉄の空港線と相互乗り入れしていて、
これは、去年(2015年)9月、天神から乗り、
東唐津に行った時のものです。

・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*

筑前前原駅を過ぎたところかな? お客さんはマバラ、



ドアの横(赤印の所)に、開閉ボタンがありました。
車内にある押しボタンで、お客さんが開閉できるドア形式を、
「スマートドア」と呼んでいます。





この電車は、福岡空港発、西唐津行きでしたが、
全ての区間で、スマートドアが使える訳ではなりません。

実際に使えるのは、筑肥線の美咲が丘から西唐津間です。
(田舎で、お客さんが少ないから?)



何でも、初めて使うのは不安?で、興味がありますね。
地下鉄区間は使えないだろう、と分かっていたが、
何処から使えるのか? JR線に移って、
姪浜から停まる度に、じっとドアの方を見つめていました。

↑ ドアの上の液晶パネルに、説明が出て初めて分かりました。

・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*

使える駅に停まったら、
開閉ボタンの周りのランプが点きました。(点滅だったかな?)

ここの区間は単線で、
上り電車待ちで、暫く停車の時、チョット試してみました。
今まで出来なかったことがやれる? 気分はいいです。
(でも、悪戯はダメですよ。)







*:.。..。.:*・゜゜・ *:.。..。.:*・゜ ゜・*:.。. .。.:*

このスマートドアの発想は、
決して、乗務員の作業減の為ではありません。

冬の寒い時、車内は暖房で温まっていて、誰も降りないのに、
駅に着いたら、ドアが開き、ピューと冷気が入り込む。
寒いったら、ありゃしない。 真夏の暑いときは、逆で・・・、
こんな経験が、何回かあります。

スマートドアは、お客さんの為を思って出来たのだと思います。

この車両の詳しいことは、
よく分からないが去年導入された新車です。
機会があれば、乗ってみて、確かめて下さい。
(6両編成で6本投入されいて、筑肥線に乗れば当たる確率は高いです。


誰も降りる人がいなく、ドアが閉まったままだったら、
乗る人は困るのでは? ご安心ください。
開閉ボタンは外側にも付いていました。(赤の矢印)

・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*


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