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ありがとう折尾駅舎

JR折尾駅舎は築96年で、国内初の立体交差駅です。
その歴史は1891(明治24)年に開業。
1895年に立体交差になり、
現在の駅舎は、1016(大正5)年に改築されました。
今回の駅舎の建て替えは、市とJRの総合整備事業で、
駅周辺の整備・再開発、筑豊本線との立体交差と、
短絡線(6,7番ホーム)をやめて、
駅ホームでは鹿児島本線と並行させることが中心です。
駅舎の業務は今月6日に役目を終え、
既に仮駅舎で営業しています。
「ありがとう 折尾駅舎」
感謝祭のイベントが10月13~14日、行われました。
駅舎の見納め、&
立体交差廃止のためのトンネルも見学してきました。
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先ずは黒崎から200円で折尾へ、鹿児島本線下り3番ホームです。

有名な東筑軒のうどん・売店は、9月30日に閉店されたようです。

改札口(駅舎前広場)に出るには1番ホームへ。

階段を下りると筑豊線ホーム。上は鹿児島本線です。

改札口を出ると駅前広場。
ワイワイガヤガヤ、お祭り気分充分です!!

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こちらは仮駅舎(北口)です。その横に筑豊本線、
これが将来、上の鹿児島本線と並行します。

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筑豊本線のトンネル工事現場です。
折尾から博多方面へ向かう時、すぐ左手に見えます。
列車の窓から見ると、剥き出しになって見えたトンネル。
一体、どうなってるんだろう!?
一度見たかった!(クリックで大きくなります。)

上の写真で判るように、
山(丘)を削って(左上)、掘って(右上)、
出来上がった筐体を埋めて(左下)、土を被せる(右下)
あっれ~! 若戸トンネルと同じ工法の陸上版?

これから、どう変わるのか?
鉄道の切替概要図と立体交差のイメージです。
破線が現在、実線は完成時、
鹿児島本線も少し移動するようです。
(クリックで大きくなります。)


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駅前に戻って、堀川です。
あまりいい匂いはしないが、飲み屋がずらり(折尾名物)

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「駅見学ツアー」の募集が、早速、参加して駅長室へ、
案内の人が指差しているのは、
駅舎建設当時の「建物財産標のプレート」、
第1号、大(大正)6年7月が読めますか?

駅長室です。(もう、がら~んとしてました。)

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テレビの取材もやってました。

後ろに見える写真(図)は、13日に発表された新駅舎のデザイン案図です。


折尾駅は門司港駅に比べると陰が薄いです。
日本初の二階建ての立体交差の駅、
それなりの価値はあるのだが、
門司港のように、国の重要文化財に指定されていない?
だから、門司港駅のように、保存修理工事ではなく、
外形を似せた(保ちつつ?)、建て替えです。
名残惜しいですね。
尚、新駅舎は、2016年度の完成を、
折尾駅周辺の高架化完成時期は、2020年の春、
何れも予定で、本当のところは良く判らないです。

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