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樹齢400年の大蘇鉄


 先日、芦屋に行った時、「なんじゃもんじゃ」の岡湊神社と
道を挟んで、向かいの宮司宅の庭にあった大きな蘇鉄です。
う~ん、「これは凄い。」の一言です。

「千光院の大蘇鉄」です。
千光院とは、神仏習合で廃寺となったお寺で、
正確には千光院跡です。



寛永14年(1637)、
あの、銀のクルスを胸にかけ、踏絵おそれぬ殉教の、
南海の美少年と言われた天草四郎時貞が、
島原に乱を起こしたおり、鎮圧軍・黒田藩の将士が、
原城内にあった蘇鉄を戦勝記念に持ち帰り、
出陣した地の、ここに移植したものと伝えられています。

主幹周囲3.7m、樹高3.9m、枝頭40本の雌樹で多数の実を生じ、
豊後の松屋寺 および、泉州堺の妙国寺の蘇鉄と並んで、
わが国の 三大蘇鉄と称されています。県指定天然記念物です。
           (前にあった説明文より抜粋)

昭和32年には、
この蘇鉄の子株が島原の「猛島神社」に贈られ、
里帰りを果たしています。







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