心の風景 認知的体験

癌闘病記
認知的体験
わかりやすい表現
ヒューマンエラー、安全
ポジティブマインド
大学教育
老人心理

授業遍歴「認知と学習の心理学

2010-09-28 | 教育

●授業遍歴
 大学に助手として就職してこれまで40年余、もっぱら2つの国立大学で教えてきた。
最初は徳島大学教育学部。もっぱら心理統計や研究法と演習が中心であった。こうした技術的な内容の講義は内容が決まっているので比較的楽に出来るが、わかりやすく説明しないとまったく学生は理解できないので、その点にはいろいろ苦労した。その成果が後に、筆者のはじめての本「心理教育のためのデータ解析10講」として上梓された。
筑波大学に移ってからは、教職の教育心理学から始まって、認知心理学の講義をしたり、演習をしたりした。とりわけ、最初の3年間は開学当初で人手不足もあり、同じ内容の教職の教育心理学を1週間に4コマしたこともある。
ここではじめて、大学「教育」について開眼した。大型授業の受講生管理の技術を身につけた。今はやりの授業評価も実践してみた。視聴覚機器の活用もしてみた。コンピュータを活用した試験システムも開発してみた。そのいくつかを、後に紹介してみる。

認知的複雑性

2010-09-27 | 心理学辞典

◆認知的複雑性(cognitive complexity)〔心理学〕

人や社会的事象の認知は、見方によってまったく異なった様相を呈する。思い込み、偏見、ステレオタイプは単一の見方に固着したときに起こる。これに対して、同時にいくつかの見方をすることで、認知の妥当性を高めることができる。このような認知のできる人を認知的複雑性の高い人という。


今日の一言

2010-09-27 | 安全、安心、
真の国力というのは「勝ち続けることを可能にする資源」の多寡で考量するものではない。
「負けしろ」を以て考量するのである。
どれほど外交内政上の失策を犯しても、どれほど政治的無策が続いても、それでも法治が継続し、内戦が起こらず、テロリスト集団が形成されず、略奪や犯罪が横行しない「民度的余裕」において、日本は世界最高レベルにある。
(内田樹ブログより)

ヒューマン・エラー[現代用語の基礎知識

2010-09-27 | 心理学辞典

◆ヒューマン・エラー(human error)

人は必ずエラーを犯す。エラーは人であることの証であるかのようである。機械・システムの設計は、このことを前提にしないと事故が発生してしまう。
事故につながるような行為は意識化させたり、やりにくくさせたりするフール・プルーフ(fool-proof)、仮にエラー(故障)をしても、すぐには事故につながらないようにするフェイル・セーフ(fail-safe)といった工夫が必要である。

なお、ヒューマン・エラーには、大きく二つのタイプがある。ひとつはミステイク(mistake;思い込みエラー)。勘違い、誤解によるエラーである。もうひとつはスリップ(slip;うっかりミス)。やるべきことをしなかったり、余計なことをしてしまったりといったエラーである。

日曜はじまりの手帳がまた出回る

2010-09-27 | 心の体験的日記
本屋に手帳がづらり
本当に日本人は、前倒しが好き
・就職活動しかり
・AO入試しかり
・早期教育しかり

それはさておき、
カレンダーと同型の手帳でないとミスが起こる
イメージの同型性はミスを防ぐ必須の仕掛け
という話を何度も書いた
そのことが高橋書店、能率協会に伝わったのかも
 <<そんなことないか! でも両方とも会社にいったことがある
先日、書店で、何冊も、日曜はじまりの手帳があるのを発見
うふふ である
うれしい
でもねー、まだ買うのは早い
いや、きっとどこからか送ってもらえるかも(笑い)
早い者勝ち(笑い)

そうそう、
10年手帳を去年買った
しかし、これは大失敗
10年先が毎年先にのびるのに、手帳は2018年どまり
毎年10年手帳を買えってこと?
パソコンならどんどん追加記入ができる

秋です。テニスの季節です

2010-09-27 | 心の体験的日記
たっぷり2時間半
秋風の中
テニスを堪能しました
調子もよく、勝ち試合が多かった
  <<勝ってもどうということないのにねーでもでもうれしいのです。
でも、汗でからだが冷えてしまった
そろそろ防寒対策?!
秋を実感
いや、冬を?<<まさかねー

蟹工船

2010-09-26 | 心の体験的日記
半世紀前頃のたぶん、現実の話
しかし、その本質は、今と変わらない
ただ、見えなくなった分、
闘いどころがわからない不気味さが今の日本社会にはある

自殺者3万人
うつ病患者100万
もしかすると、そういう不気味さへの警告の意味合いもあるかも

とはいうものの、今の日本、蟹工船の時代から格段に進歩している
よくよく考えると、これって、自民党のおかげ?
それとも、かつての野党のおかげ?
それとも、官僚のおかげ?
いや、国民のおかげ?

アクセス数解析

2010-09-26 | Weblog
2010.09.25(土) 1860 PV 435 IP 1380 位 / 1470838ブログ
2010.09.24(金) 1224 PV 374 IP 1854 位 / 1470467ブログ
2010.09.23(木) 1693 PV 413 IP 1759 位 / 1470066ブログ
2010.09.22(水) 1765 PV 427 IP 1562 位 / 1469495ブログ
2010.09.21(火) 1543 PV 469 IP 1434 位 / 1469023ブログ
2010.09.20(月) 1747 PV 423 IP 1612 位 /
@@@@
1週間、400台
達成ならず
週末だけでなく、
不思議に金曜日落ち込みが多い
もう金曜日も週末感覚なのかなー

働かない若者が増えている

2010-09-26 | 教育
「働かない若者が増えている」******
働かない若者というようり、働けない若者も増えてる。いわゆる「引きこもり」である。これが今、日本では、90万人くらい。ちなみに、この80%が男性。
次は定職につかない若者、いわゆるフリーター。これが、217万人。日本で、赤ちゃんが1年間にうまれる数が117万人。その約2倍弱になる。
さらにニート(就職もせず、学校 にも行かず、職業訓練もうけていない人)が52万人。これは、大学センター入試を受ける人数とほぼ同じ。ニートをタイプにわけると
* 目標がみつからないモラトリアム型 50%
* 就職できない/したくない型 40%
* 作家などをめざす夢追い型 10%
(以上、文部科学省の2004年資料による)。

定時運転の呪縛を緩める

2010-09-25 | 安全、安心、
定時運転の呪縛を緩めるーー安全より定時を優先してしまう使命の取り違えエラー

●日本の鉄道はなぜ世界でも最も正確なのか 
この小見出しは、「定刻発車」(三戸祐子著、新潮文庫)の副題である。江戸時代の参勤交代にまでさかのぼっての定刻通り遵守の交通文化の起源、それを保証するための人(乗客も含む)もその一部に取り込んだ精緻な管理システム構築の現実を余すところなく書き込んだ好著である。
これを読むと、列車の2,3分の遅れくらいどうということはない、とは安直には言えなくなる。それくらい定刻発車は日本の鉄道に構造的に作り込まれたシステム文化なのである。

●それでも定時運転の呪縛は安全の大敵
時間は誰しもがそれなりに利用している。時間のおかげで社会生活が円滑に営まれている。時間は、目に見えない重要な社会的インフラの一つである。そのインフラが至る所で極めて強固に構築されている日本において、定時運転が乗客のみならずシステム運行管理者から強く期待されるの当然である。
しかし、事が安全に関わるときは、定時の呪縛はネガティブな面をみせる。定時を遵守する以上に大事な安全がそのために犠牲にされてしまうことになるからである。

●状況と人の変化が定時を許さない
現場は時々刻々変化し多彩である。いつもと同じ状況で同じ心理状態で仕事ができることはまれである。
ホームの混雑や交通渋滞に巻き込まれるかもしれない。人間である限り、気になることが突然脳裏をよぎり運転に集中できないといった個人的な事情も発生するかもしれない。そんな中でも動かさなければいけないのが公共交通の仕事である。
そこに、さらに定時運転の呪縛がのしかかってくれば、運転者のストレスは、想像を絶するものがある。安全運転の制約をはみ出てしまう運転が発生しても不思議ではない。
このことの認識が、乗客も含めてすべての関連する人々の間で共有されることがまずは必要である。
 
●運行の現状と予測情報を提供する
その認識を共有した上で、定時からはずれた運行が発生していることを知らせる情報システムを用意する。
たとえば、公共バスでは、運転側も乗客側も定時運転の呪縛からすでに解き放されているようにみえる。それほど都市部では交通渋滞が慢性化してしまったからである。それでも乗客がバスをそれなりに利用しているのは、主要路線の一部ではあるが、運行状況を知ることのできる情報が提供されているからである。あと何分待てばよいかがわかれば、それなりの心理的準備も対応も取れる。
これがまた運転者から定時の呪縛を幾分なりとも解き放すことに役立っている。

●それでも安全第一で
現場には「安全第一」を「安全第二、第三」にさせるものがたくさんある。定時運行はその一つに過ぎない。
たとえば、バスのブレーキの効きが悪くなった。運行をストップするかどうか。駅まではあとわずか。ここで運行中止を決断するか(安全第一)、それともここで止まってしまえば乗客に不便をかけるのでなんとか駅まで走るか(乗客満足優先)。
こんな判断はごく日常的に発生している。安全運行規定マニュアルを整備しておいても、それが活かされないほど厳しく多彩な現実が現場には絶えず発生している。さらに、想定外の状況も発生する。
そんな時にでも、ともかく「安全第一」の判断させるには、組織としてきちんと安全第一の使命を掲げ、さらに、それが現場で活かされるように、絶えずその使命を明示し、さらにそれが現場で活かせるような具体的な方策を提供しかなければならない。


性格を変えられるか

2010-09-25 | 教育
性格を変えられるか
①気質はだめ、役割性格は変えられる
②性格を変えるには、
・ゆっくり
・気に入らない性格特性だけにとらわれない
・自分なりに
・過去の自分との一貫性を保ちながら
③マインド・ビジネスには要注意

エクセルに悩まされる

2010-09-25 | 教育
エクセルで単純なクロス集計をしようとした
ごくごく単純
それが、なんとあれこれ2週間
できない
今朝は、いわせ先生をつかまえて
ちょっとちょっとと部屋に引き入れて
でもだめ

広報のいたがき氏に頼み込んだ
できた
しかし、これでは、できないほうが当たり前
隠れ操作がいくつもあった

エクセル
便利ではあるが、こんなに操作性の悪いシステムなんて
今時、あっていいのかなー

オフィスの標準装備なのにねー
そういえば、ワードだって、ひどいなー
マイクロソフト帝国ゆえかも