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同調と逸脱」心理学基本用語

2020-05-28 | 心理学辞典

  • 同調と逸脱
(conformity and deviant )
集団の雰囲気や集団規範に従うことを当然とする圧力に従って振るまったり考えたりすることを同調行動、それに反するのが逸脱行動である。
問題は、集団の雰囲気や規範には正当性がないため、他の集団や世間一般からみると不当ではあっても、当該集団のメンバーにはそのことの認識がしにくいことである。そこに、組織ぐるみのモラルハザード(moral hazard)、事故、違反が発生してしまう素地がある。

転職活動中の悩み」お仕事、悩み相談

2020-05-28 | 教育
09年09月01日更新

転職活動中の悩み


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ハンドルネーム:ユカ
年齢:25
職業:フリーター
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■件名
面接が怖くてどうしようもないんです

■相談内容
面接が怖くてどうしようもないんです。
仕事自体は好きだし、色々できるようになりたいのですが、
そもそもどういう会社を受けようか決められません。
求人情報を見てもどれもいまいち興味がわかず、そんな感じですから
志望動機すら思いつきません。
また、以前テレオペをしていた時、人のペースに左右されると
ダメだということに気付きました。なので、あまり人からペースを
左右されなさそうな事務職を希望しているのですが、
それを面接で言うと「コミュニケーション能力ないんじゃないの?」
と思われるんじゃないかと思い不安です。
正直、人と関わることは苦手ですが、社内の人と協力して仕事を進めるのは好きですし、
いろんなことを出来るようになりたいとは人一倍思っています。
私の長所は、自分で言うのもなんですが、正直でクソ真面目なところぐらいです。
 どのように面接を切り抜ければいいでしょうか?






答え:
この相談には海保博之カウンセラーが答えます!
お答えします。

●面接不安ではなく仕事不安
 25歳。お仕事の経験もある、「正直でクソ真面目」「マイペース」とそこそこの自己認識もお持ちになっていらっしゃる方とお見受けしました。
 一見すると、面接不安の相談のようですが、そうではありませんね。面接という壁の向こう側、つまり仕事不安ですね。
 どんな仕事が自分に向いているか、その仕事を自分はやっていけるのかがわからないのが、あなたの不安の本体です。そこを解決しないと、面接不安も解消しません。
 厳しい言い方になりますが、面接不安をたてにして、その向こう側の仕事対して厳しく思いをはせないことへの言い訳をしているようにみえます。

●ともかく動いてみること
 不安でがんじがらめになっているときは、ともかく動いてみることです。
会社や仕事の情報を集めては履歴書を書いて、面接も受けてみるのです。
これを、気楽に(だめもとで)継続的にやってみることをおすすめします。
動いている中で、次第にいろいろのことが見えてくるはずです。自分に向いている仕事は何か、そこで要求されるスキルを自分がもっているかがだんだんわかってくるはずです。
面接は、そうなると、あなたが試験される場から、あなたにふさわしい仕事を見つける場になってきます。不安とは無縁、貴重な動きの場、自己認識を深める場になってくるはずです。

  • 核になるものを身につける
 ところで、何か仕事につながるような資格はお持ちでしょうか。
 もしお待ちでないなら、この際、何か一つ、資格取得をめざしての勉強もおすすめします。それは、今後の転職、求職のためということもありますが、あなた自身に仕事への自信をつけるための方策の一つにもなると思うからです。
「仕事自体は好きだし、色々できるようになりたい」では、どうにもなりません。あなたが今、何ができるか、したいかのかが大事です。それをはっきりさせるためにも、何か資格取得もめざしてみてください。


 
 




リスキーシフト(危険偏向)(risky-shift)」心理学基本用語

2020-05-28 | 心理学辞典

◆リスキーシフト(危険偏向)(risky-shift)
集団討議で物事を決めると、そこには独特の決定傾向がある。リスキーシフトもそのひとつで、1人のときよりも危険を含んだ、しかし、利得の多い(ハイリスク・ハイリターン)決定をしてしまう傾向である。
「赤信号、みんなで渡れば恐くない」である。決定の責任がメンバーに拡散して無責任状態になってしまうことが要因のひとつらしい。